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VBAマクロでセルの値を取得しよう

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はじめに

VBAマクロでは開いているExcelファイルのセルの値を取得して四則減算や、文章として引用したりすることができます。
ここでは実際にExcelファイルのセルの値を取得する方法をお伝えします。


1章 セルの値を取得するとどんな良いことがあるか

VBAマクロでセルの値を取得できると、エクセル作業がとても効率的になります。たとえば、ユーザーが入力した数値や文字を読み取り、自動で計算したり、条件に応じて別の処理を行ったりできます。これにより、毎回手作業でチェックや入力をする必要がなくなり、作業時間の短縮やミスの防止につながります。また、複数のシートからデータを集めたり、集計結果を自動で表示することも可能です。初心者でも基本的な「セルの値を取る」操作を覚えるだけで、業務の自動化や効率化に大きく貢献できます。エクセルをもっと便利に使いたい人には、非常に役立つスキルです。


2章 セルの値を取得しよう

今回は、Excelのセル(2,1)にある値をメッセージボックスに表示するマクロを組みたいと思います。
下の画像のようにExcelのセル(2,1)に"こんにちは"と入力しました。

VBAマクロでは、セル(2,1)にある値は
cells(2,1).value
または
cells(2,"A").value
と表現することができる

なので、VBAマクロで

Sub ボタン1_Click()
MsgBox Cells(2, 1).Value
End Sub

を入力し実行すると、下の画像のように"こんにちは"と書かれたメッセージボックスを表示することができます。


3章 VBAマクロのあるExcelファイルを保存しよう

前回伝えそびれたので、VBAマクロのあるExcelファイルの保存方法をお伝えします。
普通に保存するとマクロを使用できないファイルとして保存されてしまうので、
下に記載する方法で保存してください。

  • 名前をつけて保存
  • ファイル形式を.xlsm(マクロ有効ブック)にする
  • 保存

これでいつでもVBAマクロを使用できます!


さいごに

セルの値を取得できると、VBAマクロのコードを開かずに修正することができたりなど、便利さが増えます。ぜひ使いこなしてください。


株式会社ONE WEDGE

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