Nano Banana Proでチートシートを作ろう
\オカウチワニが1人でやっている okauchiwani-hitori Advent Calendar 2025 7日目の記事です!!!/
テストを行うにあたり、さまざまなサービスを触ることがありますね。普段触らないものや久しぶりに触るもの、これから覚えようとしていくものはコマンドや設定ファイルの場所、操作の順番。
そのあたりの「最初(や覚え直し)の知識」を覚えるのが意外と大変だったりしませんか?
共通して起きるのが"コマンドを何度も検索する問題"です。生成AIのおかげで自然言語とコマンドなどの変換は楽になったのですが、流石に毎回同じことを調べていて効率が悪い。でも、しばらく触っていないと「あれ?ログ見るコマンドなんだっけ?」とターミナルで手が止まる。UI操作でも「あのボタンどこにあったっけ」で迷子になる。
その課題を最近はNano Banana Proでチートシートを先に作っておくことで"忘れてよい状況"を作るようにしています。
操作やコマンドは忘れる前提で設計した方が楽
ぶつかる壁は「操作を覚えていないこと」そのものです。
- コマンド一覧
- ログの場所
- よくあるエラー
- 依存関係の更新方法
- UI のどこに何があるか
これらは、どれだけ優秀な人でも最初は覚えられません。なぜなら、初めての経験だからです。一度は覚えられたとしても、サービスを触らないと「忘れる」→「また覚え直す」のループに陥ります。「また忘れてしまった・・」と自己肯定感も下がりがちですね。
だからこそ、チートシートが効く
プロダクトの触り始めはまずチートシートから作るという流れにしています。理由はシンプルで、
- 目に入るだけで記憶が蘇る
- 迷ったときに"すぐ戻れる場所"がある
- 検索の手間がごっそり減る
というメリットがあるからです。
Nano Banana Proでチートシートを作ってみよう
Nano Banana Proで日本語を取り扱うのが上手になったこともあり、チートシートを作ってみました。
[プロンプト]
以下はgitコマンドとそれの説明です。これらの情報を使ってチートシートを作成してみてください。これは画像で壁紙とするようなサイズで出力をお願いします。
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git init→ 新しいGitリポジトリをそのフォルダに作成する。
git clone [URL]→ 指定URLのリポジトリをローカルに複製する。
git add [ファイル名] / git add . → 変更したファイルをコミット対象として登録する。
git commit -m "[メッセージ]"→ 登録した変更をメッセージ付きで保存する。
git status→ 変更状況やステージの状態を確認できる。
[出力]

自分の覚えたいサービス、覚えたいコマンドを入れることで自分がよく忘れてしまうことに触れやすくなります。
また、複数のサービスを1枚の壁紙にまとめることもNano Banana Proで作れます!

まとめ
触る機会が少なくなればコマンドも操作も絶対に忘れます。それは経験不足ではなく、人間として当たり前のこと。だからこそ、
- 覚える前に見えるようにしておく
- 忘れたときに すぐ戻れる場所をつくる
- チートシートを壁紙にして忘れようがない場所を用意する
忘れてもすぐに思い出せる仕組みづくりが出来ていれば、安心して忘れることができますね。
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