AWSクラウドプラクティショナー合格体験記
先日、AWS認定資格試験の一つであるクラウドプラクティショナーに合格したので、実際にやった勉強法や期間、感想を書いていきます。
試験概要
この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要な知識を持つ人材を特定して育成するのに役立ちます。AWS Certified Cloud Practitioner を取得することで、クラウドへの理解と基礎的な AWS の知識が認定されます。(公式サイトより引用)
詳しくは公式サイトをご確認ください。
AWS認定資格で基礎にあたるものです。(以下は公式サイトより引用)
事前知識
約1年間、業務でAWSを使ってインフラ構築などをしていたので、いくつかのサービスを触っていました。
また、半年前にAzureのAZ-900とAI-900を取得していました。
「業務で触ってるし余裕でしょ~」と思っていましたが、いざ問題を解き始めると使ったことが無いサービスとやったことが無い分野は全く分からない、という状態でした。
実際にやった勉強法、期間
基本的にひたすら問題を解き、分からないものが出てきたら調べる、という手順で進めました。
期間は忘れてしまいましたが、勉強時間は20時間程度かと思います。
AWS公式サンプル問題
公式が出しているサンプル問題です。全部で10問あります。
内容は実際の試験と比べてかなり簡単です。基礎を理解するためにまずは解いてみるのがいいと思います。
言ってしまうと、この問題で満点が取れないと試験合格は厳しいと思った方がいいかもしれません。それくらい基本的で簡単な問題です。
Web上の無料問題集
一問一答形式で全部で130問あります。私は2周しました(1周目:普通に解く 2周目:間違えた問題のみ解く)。
少々解説が荒いと思われる部分や、選択肢が間違えているものもあったりしますが、ほとんど問題無く使えると思います。
会員登録画面がありますが、私は会員登録せずに利用できたので、会員登録は必須ではないのかなーと思います。
実際の試験と比較すると、難易度は易しめだと思います。
AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集 Kindle版
全部で130問(65問×2セット)あります。私はそれぞれ2周しました(1周目:普通に解く 2周目:間違えた問題のみ解く)。
Kindle Unlimited 会員だと無料で利用できます。会員でない方は有料のようです。私は会員だったので無料で使いました。
自分が使った中だと、この問題集が一番広範囲をカバーしていたかなーと思います。
Webの無料問題集では出てこなかったものが、この問題集では結構出てきました。
第2版発行日が2021年6月20日と比較的新しい方なので、一度やってみると良いかもしれません。
難易度は紹介している中だと一番難しいですが、実際の試験よりは少し易しめに感じました。
AWS公式練習問題
たまたま試験を受ける数日前に、公式が問題集をリリースしたので使いました。
一問一答形式の問題が20問あって無料です。ありがたい。
こちらは解説がかなり丁寧でした。選択問題で、なぜ他の選択肢は不正解なのか、細かく説明されていました。クラウドプラクティショナー以外にもほとんどの試験に対応していたので、一度やっておくと良いかもしれません。
実際の試験の難易度と比較すると、この問題集の方が少し易しめかな?という印象を受けました。
オススメの勉強法
試験ガイドを確認する
AWS認定試験は公式が試験ガイドを出しています。しかも、かなり細かく書いてくれています。
ここに書かれている内容を全て理解できれば、ほぼ合格できると思います。
問題を解く
知識があっても時間内に問題を解けないと意味が無いので、問題集などを使って練習しましょう。分からないものがあったら調べましょう。
クラウドプラクティショナーでは個々のサービスの他に、サポートの違いやクラウドを使うメリットなども理解しておくと良いかもしれません。
その他
今回は使いませんでしたが、AWSを触ったことが無い人はAWSの公式ハンズオンなどを使って実際に画面を触ってみると良いと思います。実際の画面を触った方が、頭にも残りますし理解が深まると思います。
試験を受けてみた感想
一通り問題を解いて、見直しマークを付けた問題を見直し、最後に全問題を見直しました。試験時間は90分ですが、自分にとって十分な時間でした。
問題を解き終えるとアンケートが表示され、アンケート回答後すぐに合否結果が表示されました。すぐに結果が分かるのは嬉しいですね。
ちなみに、色々問題集を使って勉強をしましたが、同じ問題は1問も出ませんでした。笑
問題集の問題と解答を丸暗記するのではなく、知らない単語が出てきたら公式ドキュメントなどを使って調べ、「〇〇は何のためのサービスか?」と聞かれたらすぐに答えられるようにしておくと良いです。
また、AWSは似たようなサービスがたくさんあるので、それぞれの違いを理解しておく必要があります(例.DBサービスなど)。
クラウドプラクティショナーは知っているかどうかの問題が多かったように感じます。
そのため、試験ガイドをきちんと読み、少なくとも試験ガイドに載っているものは覚えるといった勉強法が良いかもしれません。
では、今回はこの辺で。ノシ
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