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【読書】プリンシプルオブプログラミング

に公開

本書を読んだ感想を備忘録的に、記事に残そうと思います。

🧩 結論

本書で一貫して伝えたいのは、「読みやすく、シンプルで、無駄のないコードを書け」ということだと思います。

本書の注意点にも、「重複して出てくる項目はそれだけ大切」と記載もあり、
一見「あたりまえ」と思われることが、何度も登場してくるのが印象的でした。

要点

もう少し具体的に、記載すると下記の項目にまとめられるかなと思います。

  • 技術を誇示するな
  • 重複させるな
  • シンプルに短く書け
  • 簡単に読めるコードを書け
  • 速さ < 正しさ を重視しろ

こちらの項目で、自身の業務にどう活かせるかを考えてみました。


🧠 技術を誇示するな

コードは設計書であって、知識のお披露目会ではない。
正しく、チームメンバーが読めるコードの方が100倍いい。


🔁 重複させるな

関数化・共通化をめんどくさがらない。
関数化してテストコードを書いて、プロジェクトのクオリティを上げる。


✂️ シンプルに短く書け

関数1つに1つの処理だけ持たせる。
関数の命名に迷う時は分解が甘いサイン。
修正時に他の処理に影響しないように実装する(したい)。
もっとシンプルに書けないかを常に考える。


👀 簡単に読めるコードを書け

コードは書く時間より読む時間のほうが圧倒的に多い(特にチーム開発では)。
命名を甘く見ない。命名から処理や変数の中身が説明できるのがベスト(ループバック)。
読みやすいコードは、変更もしやすいので、チームの効率も上がる。


⏳ 速さ < 正しさ を重視しろ

品質の高いコードを書く。
テストや品質の高いコードを書くのは時間がかかるが
結果的にバグ修正やデバッグの時間が減り、長期的には大きな利益となる。
AIエージェントによって、“バイブコーディング”的にサクッと実装できる時代になったが
実装者自身がコードを説明できない状態は危険信号

🧭 まとめ

本書を読んで感じたのは、「読みやすく、正しく、長く使えるコードを書く」ことの重要性です

業務の中で先輩にレビューいただいた内容であったり、
「こっちの方が見やすいかも」と思っていた感覚が、
本書によって体系的に整理され、腑に落ちた気がします。

AIで誰でも“速く書ける”ようになりましたが、
なぜそう書くのかを説明できるように、
正しく読みやすいコードを書けるよう心がけていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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