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【天才のパターン思考】さらっと要約

2023/02/08に公開

はじめに

"天才の思考法を習得すれば人生は劇的に変わる"らしいので読んでみました。個人的に活用できそうと思った点を取り上げて要点をまとめてみます。

この記事を読むことで【天才のパターン思考】の要点を理解できるかと思いますので、是非ご活用ください。

https://www.amazon.co.jp/MENSA、ISI、HELLIQに所属する-天才のパターン思考――2時間で知能が高まる「思考の技術」-青木-聡-ebook/dp/B07KPXTYZ8/ref=sr_1_1?adgrpid=53006031763&gclid=CjwKCAiAioifBhAXEiwApzCzthoOWYyafFSBcVfaev_NvhhBgnzy4tccij4oqWGJ2BlKK6qdTQ8lKxoCLqsQAvD_BwE&hvadid=611400632300&hvdev=c&hvlocphy=1009129&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=12399560934910669274&hvtargid=kwd-591206667791&hydadcr=16039_13594018&jp-ad-ap=0&keywords=天才のパターン思考&qid=1675778467&sr=8-1

第一章

成功は再現性が重要

偶然成功した時に「できた!」と満足してしまっては成長につながらない。どのポイントに注目してどうやって成功できたのかを言葉にできなければ意味がない。
また、うまくいかなかったときに「運が悪かった」や「次はきっとうまくいく」と思っているだけでは成功は望めない。失敗したときは反省点を整理して、同じミスを犯さないようにする。

勝ちパターンをつくる

自身の成功体験から多くのことを学べる。手放しで喜んで終わりにするのではなく、その時に取った行動や方法を「良かったもの」と「改善の余地があるもの(小さな失敗)」に分けて考える。
成功に結びついた要素は、それ以降自信を持って採用できる。これを繰り返すことで勝ちパターンを作っていくことができる。

ポジティブ思考への変換

ハーバード大学でポジティブ心理講座を担当しているショーン・エイカー氏によると、
「成功者が幸せを感じているのではなく、幸せな人が成功しやすくなる」
という傾向がある。

シェイクスピアの『ハムレット』の中に
「There is nothing either good or bad, but thinking make it so.」
    ⇅
「者の良し悪しは考え方一つで変わってしまう」
という一節がある。

好き嫌いは人それぞれだし、戦争のように大勢の人が反対しているものを賛成する人もいる。「できる」「できない」もこれと同様で、自分がポジティブに考えられるかどうかで決まる。

第二章

複数の人に同じことを聞く

知識や技術は、一人から聞いたものでは全てが正しいと判断できない。

同じことを10人に聞いて同じ回答が返ってきたら、それは正しいと言える。同じことを10人の著者が主張していれば、それは原則原理と言える。
このように、複数の主張から共通点を抜き出すことが重要。

怒りはエネルギー

怒りは八つ当たりしたりそこで挫けたりするのではなく、その結果をしっかり受け止めて改善する意識を持つことができれば、頑張るためのモチベーションになる。

他人が明らかなミスをしたとしても、大声を上げたりするのはNG。直してほしい点を具体的に伝えることを第一に考える。
怒る目的は感情をむき出して怒ることではなく、問題点を改善すること。

仕事を好きになる

アインシュタインは以下の言葉を残している。
「私には特殊な才能はありません。ただ、熱狂的な好奇心があるだけです。」
   ↓
趣味を始め、好きでやっていることは時間を忘れて没頭してしまいがち。仕事も同じように好きになれば、没頭して自ずと技術が向上する。

また、米国の心理学者であるアンジェラ・リー・ダックワーク氏は成功者に共通する点として
「グリッド(やり抜く力)を持っていること」を挙げている。
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アインシュタインの例と同じように、「やらされている」のではなく、「楽しい」「面白い」からやっているという意識があればグリッドを持つことができる。

第三章

損切りの発想

物事を一旦始めてしまったら、それを続けるかやめるかの2択になる。
効率が悪かったり、成果が出なかったりするのであればやめるいう選択肢も1つ。

成果が出ないとわかっているのにいつまでも続けてしまうのは、ギャンブルを続けていればいつか勝てると思い込むことと同じ。

Todoリストの意義

心理学者で有名なデイビッド・コーエン博士は、やるべきことをリスト化するメリットとして以下を挙げている。

  • 混沌としたものが整理されることで不安が和らぐ
  • 計画を立てやすくなる
  • やり終えた証明があると達成感が得られる

リサーチに時間をかける

物事は初動が肝心だが、行き当たりばったりで道を選択すると、修正するのに時間がかかり、かえって遠回りになる。

準備をするのには多少時間はかかるが、トラブルが起きるリスクは減るため、下調べを行うべきか初動を優先するべきか使い分ける。

第四章

ギブ&ギブの関係

お互い見返りを期待しない関係を持つ。情報や刺激、インスピレーションなど、相手のためになることをお互い共有し合える関係を大切にすべき。

一芸でチャンスを掴む

この分野なら戦える、これなら任せてもらえると言えるものがあると周囲から頼られ、一目置かれる。
一般的な業務なら、Excelやスプレッドシートを使いこなせるだけでも良い。

第五章

相対評価で物事を考える

相対評価・・・何かと比較したときにそのもの自体がどの位置にあるかを評価する
絶対評価・・・ある特定の基準に達しているかどうかを評価する

世間では、根拠があまりはっきりしない通説や、一般常識に囚われる場面が多い。
「歳をとっている方が正しい、知識がある」という通説にしても、若者でも知識が豊富な人はいるし、歳をとっていても知識が乏しい人がいるのは当たり前。こういった事例を絶対評価で決めつけることはできない。

むやみに悩まない

悩む大抵の理由は未知のものに対する不安感。
物事がまだ何も進んでいないのに、不安な気持ちを抱えたまま時間だけが過ぎるのは勿体無い。
初めてやることは完璧にできないのが当たり前という気持ちを持つことも大切。

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