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負荷テスト
評価指標
- 同時接続ユーザー数(Number of Virtual Users)
- 時間あたりのユーザーシナリオ実行本数(Transactions per hour)
- 時間あたりのページ処理数(Received pages per hour)
- 時間あたりのヒット数(Hits per hour)
- サーバー平均応答時間(Average Server times, etc.)
- サーバー側のCPU使用率
仮想ユーザー数と負荷
ユーザーのシンクタイム(リクエストをせずに閲覧している状態)が通常のユーザーアクセスでは存在し、その長さは通常3秒から数十秒程度になります。
もし、このシンクタイムが少なければ、同じ仮想ユーザー数であっても、システムに対するリクエストの頻度は頻繁になり、秒間あたりのサーバー側の処理数も増加し、システム負荷が高くなります。つまり、サーバーの性能測定において、仮想ユーザー数単体では指標として意味が無く、シンクタイムつまりページ間の遅延や、訪問間隔(反復間遅延)を含めて算出することで、どの程度の負荷をサーバーに掛けることが出来るのか予測することが出来る訳です。
以下の式になります:
負荷量(時間あたりで処理出来たページ数) =
(仮想ユーザー数 × (ページ間または反復間遅延+サーバー側応答処理時間))/実行時間
例えば、ページ間遅延、反復間遅延を4秒として、サーバー側の平均処理時間が1秒の場合、1仮想ユーザーあたりでは5秒間に1ページのやり取りが行われることになり、秒間0.2ページのリクエストになります。
もし、仮想ユーザー数として1000仮想ユーザーが使用可能ならば、秒間あたり最大200ページ/秒までの負荷を掛けることが出来るということになります。
参考記事
以前のツールについての調査内容
このスクラップは2023/06/28にクローズされました