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日時周りのまとめ
ISO8601
日付と時刻の表記に関するISOの国際規格である
規格の主眼
- 日付と時刻の記述順序が国や文化によってまちまちである
- 大→小の順序(ビッグエンディアン big-endian)を貫徹させること
- 日付・時刻の記述順序をただ一種類に標準化していること
基本的な表記
- 年月日の区切り記号は「-」(ハイフン)のみ
- 「/」などを禁じている
- 時刻表現を24時制だけに限定
- タイムゾーンに対応
- 年は4桁(2桁では年が確定できない)
- 単位は基本的には秒まで(ミリ秒も可能だが桁数が定まっていないため)
例
2022年9月4日の時刻16時07分48.53秒
-
2022-09-04T16:07:48.53
(拡張形式) -
20220904T160748.53
(基本形式)
記号 T で区切った後に時刻を続けるように表記する
規格の経緯
規格のこれまでの経緯は次のとおりである。
- ISO 2014:1976[4] Writing of calendar dates in all-numeric form
- ISO 8601:1988[5] Data elements and interchange formats — Information interchange — Representation of dates and times
- ISO 8601:2000[6] 同上
- ISO 8601:2004[7] 同上
- ISO 8601-1:2019 (Date and time -- Representations for information interchange -- Part 1: Basic rules)[8] および ISO 8601-2:2019 (Date and time -- Representations for information interchange -- Part 2: Extensions)[9] の2分冊(2019年2月発行。2021年時点の最新版)
- ISO 8601-1:2019/Amd 1:2022 (Date and time — Representations for information interchange — Part 1: Basic rules — Amendment 1: Technical corrections)[10]
参考