合格記:AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C02)
AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C02)に合格したので、合格記を残します。
これから受験される方の参考になれば幸いです。
試験について
公式ページはこちら。
複数の選択肢から1つの正解を選ぶ問題と、複数の選択肢から2つ以上の正解を選ぶ問題があります。
受験前の筆者のレベル感
2年程度、業務で検証用環境としてAWSを使用しています。
使用経験のあったサービスはIAM, VPC, EC2, EBS, SNS/SQS など。
汎用的なOS/ストレージ/ネットワーク/インフラ設計パターン等の知識はあります。
試験対策
試験準備期間
3か月程度。
時間にするとたぶん100時間程度
(※私は"ながら勉強"するタイプのため、実際の所要時間はもっとありますが、凝縮するとこのくらいだと思います)。
もっと早く受験しても受かったかも…。
教材
- 試験の公式ページからダウンロードできるサンプル問題
- Udemy: これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
- Udemy: 【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
この教材にした理由は、オンライン教材であること、会社でUdemyの補助がある🙏こと、レビューでの評判がよかったことです。
Udemyの講座と模擬試験はとっってもおすすめです。本当にこれだけで受かりました。
勉強方法
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サンプル問題(教材1)を見る
- 問題の雰囲気を掴みます。
- 設定された前提条件のもと、「どんなサービスを使うべきか」「どんな構成がよいか」を答える感じの試験だということが分かりました。
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Udemyのハンズオンつき講座(教材2)の講義部分を自分でまとめながら視聴する
- 長いのでだいたい1.25~1.5倍速で視聴
- ハンズオンは飛ばさずに全て視聴。RDSの一部だけ実際にやりました。
- 視聴するだけだと頭に入らないので、自分でまとめノートを作りつつ聞きます。
階層構造にまとめるよりもAWSサービス間の連携を覚えることが重要そうだな~と思ったので、今回はScrapboxをノートにしました。(Scrapboxはタグ付けが非常に便利です)
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Udemyのハンズオンつき講座(教材2)の最後にある模擬試験を解く
- どのくらい解けるか確認します。私は初回46%でした。
- 解いたその日中に全問題と解説を見直します。こんな話あったっけ?と思った箇所は講義を見直し、まとめノートに追記します。
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Udemyの模擬試験(教材3)の模擬試験を解く
- 6回分あります。1回目は教材2と一部重複があるため、実質5回半分くらいの問題数です。
- 解いたその日中に全問題と解説を復習し、まとめノートをパワーアップします。
- 翌日と3日後に同じ問題を解き、同様に復習します。
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暇なときはまとめノートか模擬試験の解説文を眺める
私の場合は、問題を解くことではなく正誤の理由を理解することと自分の言葉で書き出すこと(まとめノート)が重要です。
ご自身に合う勉強法でUdemyの講座と模擬試験を利用されると良いと思います。
…ただし、例えば DNSとは?CDNとは?キャッシュとは?データベースの形式は?冗長化を実現する構成は?等々、基礎的なインフラの知識が無い方は、まずその辺の勉強をされた方が良いと思います。個人的なおすすめはインフラエンジニアの教科書です。
受験
試験準備
Peasonから申し込めます。
自宅受験もできますが、カメラが必要など条件があります。私は会場が近所にあるため会場で受験しました。
試験の所感
CloudFrontが非常にたくさん出ました。噂通りRDSも多い印象です。
Strage Gateway が5問出ました。そのうちStrage Gateway ファイルゲートウェイが2, 3 問。これは少し意外でした。
Udemyの模擬試験は普通に見やすかったのですが、本試験では問題文のフォントが読みづらくて疲れました🙃
また、一部用語は謎の翻訳がなされており、「これ何だ?」→言語設定を英語にする→「ああXXのことか」をやりつつ解きました。
受験を完了すると画面に結果が出ます(たぶん)。
しかし試験会場では結果が記載されたスコアレポートは渡されず、正式な結果は後ほどメールで送られてきます。
なお私は出口でスコアレポートを貰えると思ってよく見ずに退室し、「最後の画面に"合格"と書いてあったような気がする!気がするぞ…!」と祈りながら半日過ごすハメになりました笑。皆様は画面をちゃんと確認してから退室されてください。
身についたこと
- 業務でよく使うサービスへの理解が深まった
- 業務でなかなか使わないサービスも概要を理解し、使ってみることができた
(合格後にCloudFormationやCloudWatch、S3の静的サイトなどハンズオンしてみました) - 利用サービスと構成を聞いて何をしているか想像できるようになった
- 不慣れなサーバレス系の技術に対する恐れが減った
おわりに
とにかく合格重視ならUdemyをしっかりやれば受かります。
私は勉強しながら「へーこんなこともできるんだ!AWS凄い!👀」と思うことが多かったです。しかも日々サービスが追加されているのでとんでもないですよね。なるべく追えるようにニュースを購読することにしました。
本質的には実務に活かせることが大事だと思いますので、業務含めて触る機会を増やし、ハンズオンもぼちぼち進めていきたいです。
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