🐒

【資格:統計検定2級】独学で合格するための勉強方法

に公開

統計検定2級に合格しましたので、勉強方法を参考までに記載します。
統計検定準1級も合格したのですが、『勉強に必要な時間・労力』と、『仕事で活かせる度合い』のバランスを考えると、2級までで十分だと思います。
なお、私は理系出身で統計学を学んだ経験があるため、人によってはあまり参考にならないかもしれません…(^_^;)

1. はじめに

データ分析の業務スキルを強化するため、統計検定2級を独学で勉強し受験しました。
私自身、理系出身で統計学も学んだ経験もあったので、勉強期間2週間程で合格できました。
この記事では、どのように勉強して合格できたのかをまとめます。

(参考)試験結果とセクション分析

  • 試験結果:評価得点 77点(合格水準:60点以上)
  • 試験結果レポートのセクション分析は、下表の通りでした。
項目 正解率
1. 1変数・2変数記述統計の分野 75%
2. データ収集・確率・分布の分野 100%
3. 推定・検定・線形モデルの分野 57%

2. 試験概要

項目 内容(2025年時点)
受験方法 CBT方式試験(テスト会場のPC受験。)*1
出題形式 4~5肢選択問題
問題数 35問程度
試験時間 90分(計算問題がやや多いため、意外とタイト)
合格水準 100点満点で、60点以上
受験料 一般価格 7,000円、学割価格 5,000円
出題範囲 公式サイトをご確認ください

*1:テスト会場さえ空いていれば、前日でも申し込み可能。(私は2日前に申し込みました)

3. 勉強計画

項目 内容
勉強期間 2週間(平日2時間+週末4時間)
勉強ステップ 過去問3年分を2周(80%目標)
使用教材 統計検定2級公式問題集*2

*2:本番の試験は、問題集よりも計算問題が多いので、計算問題を中心に勉強するがオススメ。

4. 勉強の進め方

過去問の演習

項目 内容
勉強内容 時間を気にせず、過去問3年分を2周解きました。*3
気をつけること 背景の理論を理解するのはもちろん大事ですが、試験である以上は解法を再現できる方が大事ですね。

*3:周回数は目標の80%に達成しているかどうかで決めました。

反省点、次に受けるなら改善したいこと

  • 試験を受けた印象は、過去問よりも計算問題が多く、時間もタイトでした。
  • 反省点は、計算問題を中心に、時間を短縮する工夫をするべきでした。
  • 時間短縮の具体的な方法としては、以下の暗記がオススメです!
    • 代表的な確率分布の期待値・分散
    • 推定・検定の公式

5. まとめ

統計検定2級は、統計学の基礎を体系的に学びたい人に最適な試験です。
私の場合、統計の事前知識もあったため独学2週間程度で合格できました。
データ分析や機械学習を学ぶ上でも土台となる知識が身につくので、ぜひ挑戦してみてください。

Discussion