AWS クラウドプラクティショナー 受験のススメ
1.「クラウドプラクティショナー」を受験しようと思った理由
- AWSを使っていた事がありますが、インフラ専門という訳ではなかったので中途半端に理解をしている状態でした。
※オンプレ同等の基本構成は基礎知識として持っていた。(VPC・EC2・EBS・ELB・RDS...) RDSの時計がデフォルトはUTCになっているのでJSTに変更しておく。くらいの心得。
AWSはすでにシェア率が高く開発環境として知っておかないと付いていけなくなる時期がくる事が予想されるため、AWSを勉強しなおしておこうと思いました。
2.受験までのスケジュール
思い立ってから行動に移すのに時間はかからない方なので早速に受験をすると決めました。受験までは2週間程度と決めて計画を立てました。
- 勉強期間:2週間
3.試験予約
試験は会場に設置されているパソコンを操作して遠隔で受験する事になります。遠隔のため試験会場も沢山あり受験開始時間も選択できるのでとても便利です。ただ試験予約について、ちょっとややこしい感じがありました。
※朝早くから遠くの会場まで出向いて試験を受けなくて済みます。
4.試験用のアカウント登録
AWS 認定(aws training and certification)
※amazonアカウントの時は日本を選んでログインに進む。
5.試験予約
ログインして「試験の申し込み」から受験する試験を申し込みます。「PSI」か「ピアソンVUE」というテスト配信プロバイダーを選択する必要があり、試験会場が東京に多いという事で私は「ピアソンVUE」を選びました。
予約画面に進むと空きスケジュールの確認になります。自宅から近く都合が良いので新宿の会場を探したのですが、どこの会場も1か月先まで埋まってました。渋谷の会場で空きがある会場があったため予約をしました。他の試験と同時に実施されるため会場の混雑具合にバラつきがあるようです。
※受験会場の検索は使いやすいとは言えないですので、受験日や会場にこだわる場合は条件を変えながら何回も検索して探す必要があるかもしれません。
6.試験勉強
試験にあたって勉強本は2冊を購入しました。
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AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
https://www.amazon.co.jp/dp/4797397403/
公式のテキストです。よくわからないので必読レベルで買うことになるかもしれないですが
2018年時点の書籍なので記載されていないサービスが多い印象です。 -
一夜漬け-AWS認定クラウドプラクティショナー-直前対策テキスト
https://www.amazon.co.jp/dp/4798062952
上記のテキストと切り口が違ったので2冊目に最適と思います。特に練習問題が役に立ちました。
AWSはサービス展開が早いので、なるべく発売日が新しいのも選定の指標として大事かもしれません。
過去問題は下記のサイトを参考にしました。
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AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説 クラウドプラクティショナー
https://aws-exam.net/clf/ -
Study and Work 練習問題一覧(AWS クラウドプラクティショナー)
https://studyand.work/list-question-aws-clf
書籍を3回程度は繰り返しました。過去問題を確認していくと重箱の隅をつつくような問題がたびたび出てくるので完璧に覚えるよりも、そのような問題はあきらめるのはアリなんじゃないかと思います。
※1000点(65問)のうち700点以上で合格です
7.試験当日
試験センターに入ると受付で受験書類に署名と時間の記入を行い、本人確認と検温を行って身分証以外の荷物を全てロッカーに預けます。会場に持ち込めるのは「身分証」「ロッカーのカギ」「受付で渡されるメモ用の紙とペン」のみです。(メモ用の紙とペンは席に置いてある場合もあるそうです)
※大体、どこの試験センターも同じ流れになるようです。
口頭で説明を受けた後に座席に案内されます。呼び出しボタンが席にあるので係員さんに用がある場合は押して呼ぶ事ができます。身分証を机上に置いてパソコンを操作して試験を開始します。試験は選択問題でマウスで選択して次へと進んでいくタイプです。問題に「後で確認する」フラグが立てられるので、曖昧な記憶の場合はフラグを立てておきます。
※最初に問題をダウンロードしてくるのですが時間がちょっとかかったり、パソコンがカリカリ音を立ててたり(SSDじゃない・・・)慣れないので最初は緊張しますが、これは徐々に慣れていきます。
全問の解答が終わると終了前に見直しが出来ますのでフラグを立てている問題に戻って解答しなおします。タイムアップになるか試験を終了するボタンで試験を終了します。最後に簡単なアンケートがありますので答えて受験は終了です。
※クラウドプラクティショナーの場合だけかもしれませんが、アンケート後の画面で「合格」の表示がありました。無事に合格していたようです。
身分証とホワイトボードや紙とペンを持って受付に戻ります。受付でメモとペンを返却して身分証の確認と署名と時間を記入してロッカーから荷物を出して、そのまま退場となります。
会場での説明も早口でされるので、一連の流れに慣れていないとドギマギする事になるかもしれません。(試験直前でドキドキしているのに次から次に説明されるのでちょっと焦るかもしれないです)
実際の試験は過去問題の方が難しい感じがしました。4択問題は2択までは絞れる問題が多かったです。
8.試験後
AWS 認定(aws training and certification)の「取得済み認定」に表示されるようになります。反映されるまで5営業日以内とのことですが、私は3日程度かかりました。システムへの反映と共にメールも届きます。他の方は1日程度との事だったので、ちょっとドキドキしていました。何点だったのかは、この時にやっと分かります。私は 810 / 1000 点 でした。どの問題が間違っていたのかは覚えていないので確認したいですが見えないです。認定証のような紙は無いのでページを印刷して取っておこうと思います。
クラウドプラクティショナー試験はAWSを6ヵ月程度触っているレベルの方が対象とのことですが、インフラ専業でも無い限り普段から触る事は無いですし、普段触らないサービスも出題に多く含まれるため、AWSのサービス全体を広く知っておく必要があり思いのほか難しい試験であると思います。その分、チャレンジする事で基礎知識として身につける事ができると思いますのでやりがいのある試験と思います。
以上、「AWS クラウドプラクティショナー 受験のススメ」でした。
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