WSL2のubuntuのディレクトリをWindowsのエクスプローラーで操作する

はじめに

私はローカルの開発環境としてWindows10＋WSL2を使っています。
LinuxからWindowsのディレクトリを操作する場合は「/mnt」にWindows側の各ドライブがマウントされているので簡単に操作ができます。

Linux：/mnt/c（Cドライブ）

ただし、WindowsからLinuxのディレクトリを操作する際はWinSCPなどで接続していたため不便を感じてました。実はWSL2のディレクトリはWindowsのエクスプローラーから使えます。これを使うとWSLがより便利になるので紹介したいと思います。

検証環境

Windows10 ＋ WSL2/ubuntu 20.04

WindowsからWSL2のディレクトリへの接続方法

エクスプローラーのアドレスバーに「\\wsl$」を入力する

\\wsl$

※末尾に「$」が入っているためネットワークの一覧に表示されないのですが「wsl」は存在しています。

WSLでインストールしているディストリビュージョン毎にある状態です

エクスプローラーを閉じると隠されてしまうためショートカットをデスクトップなどに作成しておくと良いでしょう。ちなみにアクセスユーザーは「root」になりますので注意が必要です。

まとめ

私は迂闊にもこの機能に気付くのがだいぶ遅れてしまいましたが、WindowsのエクスプローラーからWSLにアクセスできるのでファイルの移動だけではなくファイルの編集も可能となり手軽になりますのでオススメです。