TortoiseGit「git did not exit cleanly (exit code 128)」が発生した時の対処
概要
Windows10 + github + TortoiseGit の組み合せで使っていたところ急に「git did not exit cleanly (exit code 128)」というエラーが発生してCommitに失敗して、Fetchも出来ない状態となってしまいました。
状況
- 前日にGithubへのCommitを行っているが普通に使えている状態であった
- ユーザー名・パスワード等は変更していない
- Widnows10のフリーズや強制シャットダウンも発生していない
エラーメッセージをGoogleで翻訳してみる
git did not exit cleanly (exit code 128)
gitが正常に終了しませんでした(終了コード128)
前回のTroiseGitが正常終了していないと発生するのかな?
しかし、Windows10を再起動をしても変わらず。
Google検索
Googleでエラーメッセージを検索すると
・TroiseGitのターミナルや証明書にエラーがある時に発生する
・パスワードが間違っている発生する
・TroiseGitを再インストールしても改善しない
というような情報が出てきます。
対処として
1.TroiseGitのターミナルを別のモノに切り替える
2.TroiseGitの証明書は「Windows 資格情報」に記録されているので
「Windows 資格情報」の「Git Hub」の証明書を一度削除して再登録させる
3.TroiseGitの証明書チェックを無効にする
という方法があるようです。
実際にやったこと
「1.」のターミナルを切り替えるのは後々で変な事になる気がする。
「2.」は「Windows 資格情報」を削除するのは面倒ですし、これは再発する気がする。
ということで「3.TroiseGitの証明書チェックを無効にする」にしてみます。
TroiseGitの証明書チェックを無効にする 設定手順
1.右クリックメニュー「TortoiseGit」⇒ 「Settings」
2.左メニューの「Git」を選ぶ
3.「Git uses the concept of a hierarchical ...」という警告が出るので「OK」をクリック
※上位の設定を変更すると下位の設定は上書きされるます。というメッセージのようです。
4.「Edit global.gitconfig」をクリック
テキストエディタ(私はメモ帳でした)で設定ファイルが開かれます
5.下記の記述を追加して保存する
[http]
sslVerify = false
※再起動等は不要で設定が反映されます。
Commitを試したところエラーが解消されました。
最後に
今回「証明書のチェックを無効にする」という対策をしたので再発しなくなると思いますが「パソコンを買い替える」「他の人に発生してサポートする」は想定されると思います。でも、その時は忘れてしまっていると思う次第。この記事が思い出される事を祈ります。
以上、「TortoiseGit「git did not exit cleanly (exit code 128)」が発生した時の対処」でした。ツールも正しく理解しないとですね。
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