実質2,3日(?)でITパスポート受かった話
まずはじめに
こんにちはこんばんは。take.1と申します。留年1年目の大学生です。
今回は、ITパスポートを実質2〜3日(?) の勉強で受けた話を書きます。
「2〜3日」としているのは、以前から一応参考書を読んでいたからです。
…といっても「1日1章!」とかではなく、一日に3ページ程度。ほぼ記憶ゼロ。
なので、これから書くのは限りなく短期決戦に近い体験談です。
初投稿なので文章がぎこちないかもしれませんが、温かい目で見ていただければ幸いです。
なぜ受けようと思ったか
理由は2つあります。
-
留年したから
周りに差をつけられた焦りから、何かアドバンテージを築かなければならないと感じました。 -
お酒の勢い
8/3の夜中0時(正確には8/2の深夜)、酔った勢いで試験を申し込み。試験日は8/8…そう、
残り5日間でした。
まずはスケジュールを確認
まずはスケジュールを確認しました。計画するには大事ですからね。するとびっくり!
以下にまとめます
- 8/3:バイト8時間(夜23時帰宅)
- 8/4:特に予定なし
- 8/5:焼き肉食べ放題&カラオケ
- 8/6:バイト4時間
- 8/7:試験前日
- 8/8:試験本番
時間がない...?
現実を見よう!
まず調べてみたら、とりあえず過去問道場で模擬テストなどをするのが得策だと書いていたので、まぁ行けるやろの精神で解いてみたら、あれ、正答率40%...???
「おっほ~」と声を出し、現実から逃げたい状態でした。でも!自分で稼いだお金で受験料と某古本屋で買った参考書!「やるしかない!」と腹をくくりました。
勉強方法
以下の二つ動画の勉強方法を参考にさせてもらいました!
間違えた問題をAnkiというアプリを使ってペーストしたりして、とにかく解きまくりました。過去問道場を解いた方ならわかると思うのですが、解説の欄に4択の解説も書いてます。その4択の解説もわからない単語が本当に多かったので、それもAnkiで画像穴埋め問題というのがあるので、細かく隅々までやりました。
過去問道場には用語クイズもあり、これも活用しました。Ankiでは模擬テスト復習用、用語復習用とデッキを分け(さらにストラテジ、マネジメント、テクノロジもそれぞれに分類)、夜寝る前と朝起きてからは必ず用語の復習を行いました。電車などの移動時間も、もちろんAnkiに費やしました。
使っていた参考書は、高橋京介さんのいちばんやさしい ITパスポート絶対合格の教科書+出る順問題集です。某古本屋で買ったのでおそらく2,3年前のもの。裁断済みなので詳しい年度が分からないです。
5日間地獄と奇跡の話(?)
8/3:バイトの日
フルシフトにおけるバイトの日は、出発時間が12時で帰宅時間が0時ごろ。そこで、早起きして勉強時間を確保しようと意気込みました。普通の人ならそう考えるはずです。
ただ!起きれない!
まさかの夏バテ状態。結局、午前の勉強は半分諦める形となりました。それでも、1分でも10分でも少しでも早く起き出し、模擬テストに取り組んでいました。この頃はまだ用語クイズの存在を知らなかったため、ひたすら模擬テストを解き、間違えた問題をAnkiで復習することに専念していました。
8/4:特に予定ない日
一応まだ大学生なので、学校に行こうと思いながら朝起きたら
アレッ,ジュウサンジ...?( ᐛ )?う~ん、一旦顔洗おうかな(現実逃避)
まぁ、でも、そうなんです。やるしかないんです。
PCを立ち上げ、過去問道場で模擬テストに挑みました。ここからはポモドーロ・テクニックを取り入れ、とにかく量をこなしました。体力と集中力と相談しつつ6~7時間ほど学習した結果、集中力が切れたので、気分転換に1~2時間ほど友人とゲームをしました。
この日の終わりに再度模擬テストに挑戦すると、見たことのある問題が多かったこともあり、なんと奇跡の60%を叩き出しました。
たまたまかなとか思いつつも、「一旦俺天才か(留年済み)」と自分を励ましてました。というかそれをしないと持たない気がしました。そこであることに気づきました。「用語クイズって何?!」
これを機に、寝る前と朝起きてからの学習ルーティンが、「勉強方法」のセクションで紹介した内容へと変化していったのです。
8/5:焼き肉食べ放題&カラオケ
待ちに待った焼き肉食べ放題&カラオケ!久々の焼き肉はやっぱりおいしかったです!
一応友達には「カラオケで勉強するわ」といっていました。こんな友達欲しくないですよね()
しかし、友人たちは快く承諾してくれました。
外界とシャットアウトすることにかけては自信があったので、ここでも集中力を高めるためにポモドーロ・テクニックを活用しました。休憩時間には友人と歌って疲れを吹き飛ばし、また学習に戻る…というサイクルを繰り返しました。この日は模擬テストではなく、ひたすら過去問を解くことに集中しました。
結果は78%!
これにはさすがに驚きを隠せませんでした。しかし、まだ油断はできません。友人に「勉強終わった!歌うわ!とりあえず津軽海峡入れといて!」と自慢したい気持ちをぐっとこらえ、冷静を装いました。
8/6:バイト4時間
この日はバイトが4時間。短時間勤務だった分、帰宅後すぐに勉強に取り掛かりました。集中するため、スマホのDiscordやLINEアプリの通知は停止...友達には申し訳ない。
8/7:試験前日
いよいよ前日。ちゃんと午前に起床して学校に行く準備をしました。Ankiというアプリは非常に便利でして、勝手に数日後に復習カードを用意してくれるんです。それを中心に計600問ほど行い、計算問題を10問ほど解きまして、家に戻りました。戻ってからは模擬テストを行いましたが、
61%
ちいかわ並みのオチチャッタ!!という声を出してしまうほどよくない結果に...
それからというもの、手が震えるほど緊張し、集中して問題に取り組むことができませんでした。そんな時、Discordの通知が届きました!
「今日だれかゲームやらん?」
え?!やりたい!でも、勉強が...
悩んだ末、落ち着いた心を得たかったので通話に行くことに。ゲームも震えすぎてまともにできませんでしたが、終わるころにはそんな震えは収まり、明日に備えゆっくり寝れました。
8/8:運命の試験日
とにかく早起きをし、そそくさと準備を行った後、試験開始の4、5時間前には最寄り駅に到着しました。駅近くの飲食チェーン店で最終調整を始めましたが、さすがに4、5時間も居座るのは気が引け、結局2軒はしごすることに。
直前まで模擬テストをやるか、今までの復習をするか迷っていましたが、復習をしたほうが穴埋めとなり高得点が狙えるだろうと思い復習を行いました。
時間は試験開始の約20分前。もう自分を信じるのとともに、心を落ち着けるため好きなゲームの勝利確定BGMを聞いてゆったりしていました。
そして、IDなどを入力し、いざ本番へ。「さぁさぁさぁ、どんな問題が出るのかな~^^」と意気込んだのも束の間、「ん?あれ、なんやねんこの単語...」
試験中の立ち回り:おそらくトータルで半分ほど聞いたことない単語がめっちゃ出てきました。内心めっちゃ焦っていましたが、深く深呼吸をして考え直したり、「見直す」ボタンがあるのでとりあえず後回しに。
また、計算問題も時間を食うと考えていたので、それも後回しにしました。
見覚えのない単語は消去法で行きました。4択なのでそのうちの3つわかる単語があれば自動的に答えが分かります。
それでもわからない単語があるときは最悪2択まで絞り込めばニブイチでなんとかなるんじゃないかと安直な考えで挑みました。
計算問題は意外と落ち着いて考えれば簡単でした。口コミでは電卓があると書かれていましたが、試験会場には電卓がなく、手計算で解けるレベルでした。おそらく他の会場でも同じだろうと自分に言い聞かせ、妙に納得しました。
そうして、残り20分ほどになったところで、もうこれ以上は難しいだろうと判断し、試験を終了。
結果は...605/1000!
各点数は以下の表でまとめておきます。
ストラテジ系 | マネジメント系 | テクノロジ系 |
---|---|---|
535点 | 630点 | 545点 |
いや~、本当に首の皮一枚つながりました^^;;;
結果的に、この5日間で私がITパスポートに費やした勉強時間は、合計約23時間でした。
逆に言うと、参考書の内容10%でも覚えていれば、何とかなる!ということです。
おわりに
はっきり言います。ITパスポートは巷で言われるほど甘くない資格です。
確かにほかの国家資格に比べると簡単かもしれませんが、ITに精通していない自分からしたら十分苦戦しました。
おそらく、調べて出てくる簡単といっている人たちは、ビジネス系の学校に行ってる(行っていた)人や、IT系の仕事をしている人たちだと考えています。(※これはあくまで憶測です)
今回この5日間だけで学んだことはITパスポートだけではなく、自分にあった勉強方法だったり、友達というありがたさや温かさにも気づくことができました。もっと余裕があればまだまだ学べたこともあると思いますが、それは次のチャレンジするときにでも経験し、その都度考えていこうかなと思っています。
もし今後ITパスポートを受ける方がいれば、あまりこの方法はお勧めしませんが、留年しているこんな自分でも頑張れば取れるので、ぜひ頑張ってください。この「経験と資格」
絶対に無駄にはなりません。
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