とにかくシンプル!ノートアプリNotionの紹介

公開:2020/12/18
更新:2020/12/18
3 min読了の目安(約3100字IDEAアイデア記事

fMRILab Advent Calendar 2020の12/18分ということで、研究分野に関連する話題を何か書こうと思っていました。しかし思ったよりも時間がなかったのでテーマをノートアプリの紹介にします。
僕は基本自分のやっている研究のメモ、ゼミで扱われる論文で分からなかったことなどをまとめるためにEvernoteを使っていました。Evernoteはフォントが多様で文字の色の選択幅も広く、とにかく見た目をよくすることが好きな人にとっては良いかもしれません。ノートにタグをつけたり、テーマごとにノートブックを作ってまとめたりすることもできますし、他人とノートをシェアすることもできます。

しかし、僕が一番Evernoteで気に入らなかったのは数式が打ち込めないことでした。fMRI,機械学習という分野は当然数式がたくさん出てくるので、数式をノートに書きこみたいとなったとき、Evernoteだけでは完結しません。わざわざ別の数式をレンダリングするためのツールに打ち込んだのち、スクショしてそれを貼り付けるという手間をかけざるをえませんでした。さらに接続できる端末数に上限が設けれられており、課金を促してきます。僕が使うデバイスは研究室のpcと手持ちのmacbook airとデスクトップpc、iPhone,iPadなので、余裕で超えます。ウザイ
Google ドキュメントも一時期使っていましたが、やはり数式が打ち込めないのでスクショを使っていました。

そこでサークルのOBの方からNotionをおすすめしていただきました。
Notion(基本無料,課金しなくてもやりたいことがほとんどできます)

https://www.notion.so/
このノートアプリは"/"で始まる様々なコマンドを用いて簡単にノートを作ることができます。例えば箇条書きのためのコマンドに"/bulltedlist"というものがあり、wordのあの使いづらいやつよりは圧倒的に便利です。
慣れの問題かもしれませんが、markdownよりは直観的かつ簡単に扱えます。コマンドに関しては初期で勝手に追加されているノートにTIPSとしてまとめられています。また、公式ドキュメントも存在していて、そちらを読めば大抵のことは容易にわかります。

数式に関しては"/math"と打ち込めば簡単にtex表記で数式を記述し、レンダリングすることができます。文章中に打ち込むタイプと、ブロックタイプがあります。

こんな感じで書けます。その場で数式をレンダリングしてくれるし、動作はとても軽いです。
線形代数や確率統計の勉強会のためにqiitaの限定公開機能を使って資料を作っていましたが、こちらはレンダリングが重く、バグが多いこと、markdown表記をいちいち覚えるのが個人的にしんどかったことなどからもう使うのをやめました。

Notionのノートは共有用のリンクを取得できます。

設定によっては閲覧者が内容を編集することもできます。共同で何か作業をするというときはノートを共有する、あるいは共通のワークスペースを作って同時に編集作業を行うことができます。僕はまだチームレベルでの活動に参加した経験がないのですが、いずれ役に立つのではないかと思います。

また、```と打ち込めばコードも載せることができます。

Notionは親ノートの中に子ノートを作ることができます。

子ページは"/page"というコマンドですぐに作れます。

Notionは行(あるいはブロック)ごとにリンクが取得できます。

右のタブにあるCopy Linkからリンクを取得し、

Linkの項目を選択してリンクをペーストすれば

こんな感じになってページ内のリンク先へ容易に飛ぶことができます。
当然外部のページへのリンクを貼ることもできます。

Evernoteとの比較をもう少し書きます。
まずNotionで選択できるフォントは1種類です。シンプルで扱いやすく、どこかのサイトから文章をコピペした際に、それ以前に自分で使っていたフォントと異なっていたり、文字のサイズが違っていたり・・・という見た目的な不整合に悩まされることはありません。いたってシンプルです。
文字の色もEvernoteほどではありませんが選択の幅はあります。ただし、Notionはマーカーの色がとにかく薄い!!!

選択範囲に対してマーカーつけても、この程度のうっすい色しか付きません。強調したい内容なのに対してマーカーという手段では目立たせるのが難しいかもしれませんね。なのであきらめてがっつり文字に色を付けたりボールド体にしたりしています。
この辺の色やフォントに関する自由度の低さをシンプルと捉えるか、不便ととらえるのかはユーザーの好み次第ですね。

Evernoteには接続できる端末数に上限があるようですが、Notionにはありません。なので僕が持っている端末すべてでいつでもノートにアクセスできます。

あとは課金プランについてですが、学生に関してはpersonal planというものを無料で使えるようです。いまのところFreeプランで特に困ってはいないのですが、気が向いたらしようかなと思います。
シンプルと書きましたが、機能面は非常に充実していて便利です。

まとめ
・Notionは"/"コマンドによる様々な機能が使えます。
・色やフォント、マーカーの種類に関してはEvernoteに劣るかもしれませんが、この辺は好み次第
・基本的に制限がない。ファイルも5MB以下であれば添付できますがあまり困ったことはないです。困ることがあれば学生プランに加入(無料らしい)し、その辺の制限を解除すればよい

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EvernoteとMarxicoというchromeのアプリを併用すればmarkdown表記ができるらしいです
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