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JAMStack Hosting とか Platform as a Service の調査
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この Scrap の目的
- この Scrap は JAMStack や 新興 PaaS のホスティング先の調査を目的としています
- これはメジャーでは Firebase Hosting 、近年では Cloudflare Pages や fly.io 等のことです
- コメントは随時受け付けているので『こう言うサービスもあるよ』など教えて頂けると幸いです
JAMStack のホスティング先
※ なお下記のリストは辞書順に並んでいます
AWS Cloudfront + AWS S3 or AWS Lambda
- JAMStack ホスティング……? と問われると微妙っぽい気がするけどこの組合わせでも出来る
- JAMStack のホスティングの中では Firebase Hosting と同等かそれ以上に自由度が高い
- と言うか普通に Web サービスのインフラ構成。なので何にでも使える
Cloudflare Pages
- Cloudflare 社が運営する JAMStack ホスティング
- Cloudflare Workers などと連携できる
- 以前は Git 連携でしかデプロイ出来なかったが最近直接デプロイできる様になった
Firebase Hosting
- 元は独立系で今は Google 傘下の Firebase が運営するホスティングサービス
- JAMStack のホスティング先ではメジャーどころ
- Firebase 系サービスとの相性はとても良く個人ブログなどなら無料枠で十分収まる
GitHub Pages
- JAMStack と言うよりは GitHub Project のプロジェクトページのホスティング先
- 無論他のバックエンド系サービスと組合わせて JAMStack のホスティングでも出来る(はず)
- 基本的に利用は無料。ただし商業サービスとかは出来ずで一定の制限はある
GitLab Pages
- これも JAMStack と言うより Gitlab Project のプロジェクトページのホスティング先
- 制限項目はおおよそ GitHub と似たり寄ったり(たぶん)なので商業サービスには向かない
- ただ GitLab は self-hosting が可能なのでそちらでは商業サービスでも利用できそう
Netlify
- JAMStack のホスティング先としては先行組
- 無料枠でのホスティングはもちろん、商業利用も視野に運用できる
- ただし有償枠は割と高め。どちらかと言うと個人よりビジネス利用向き
Vercel
- JAMStack のホスティング先としてはそこそこ歴史がある
- 昔は now.sh だったが近年 vercel と言う名前に変更された
- 無料枠は非商用かホビー利用向け。それ以外は有償プランを使う必要がある
旧来・新興を含めた PaaS の一覧
※ これも辞書順に一応並んでいます
旧来の PaaS
Google App Engine
- Google 社の PaaS。昔は Python ぐらいしか使えなかったが最近は何でも使える様になった
- Standard 環境と Flexible 環境の二種類あって前者が一定の制限付きで後者はなんでもあり
- Standard 環境だと Go 言語を使ってサービスを構築するととても強い
Heroku
- PaaS 界の老舗。現在は Salesforce の傘下。無料枠でもそこそこサービスを運用できる
- buildpack や コンテナを使ってアプリをデプロイ出来る。なので基本は何でもアリ
- ただし最近盛大にシークレットトークンの流出をやらかした。なのでそこがなんとも……
新興の PaaS
DigialOcean App Platform
- VPS で有名な DigialOcean 社の PaaS。Docker をサポートしているので何でもデプロイできる
- Database や Serverless な Functions もサポートしているので機能は充実している
- ただし日本リージョンは無い。地理的に一番近くてもシンガポールリージョンぐらい
fly.io
- 新興の PaaS。かなりモダンなサービススタックをしている
- あと何でも出来る系 PaaS では料金がとてもお安い。本当に小規模なら $10 も行かない
- あと専用の cli client があり、そこから色々とデプロイとかが出来る
Google Cloud Run
- これって PaaS か? と聞かれると微妙な気もするけど PaaS 的に使えるはず
- ただし Cloud Run はどちらかと言うと AWS Lambda のなんでもアリ版に近い気がする
- コンテナでアプリをデプロイするので言語や環境を問わずデプロイできる
Railway
- 新興の PaaS 。Pricing が手堅くホビーユースではクラウド破産しないようになっている
- デプロイには buildpack や Dockerfile が使えるっぽい。なのでなんでもデプロイできる
- Managed DB には PostgreSQL, MySQL, MongoDB or Redis が使えるので便利
Render
- オーソドックスな新興 PaaS 。Heroku と似たような雰囲気(個人の感想です)
- PaaS として最低限必要な機能は揃っており定石な Web サービスなら何にでも使えるはず
- ただし無料枠は基本的に試用期間でしかなく無料枠だけでサービス運用できる訳ではない