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Salesforceの基礎 ユーザー凍結について

に公開

よく似ている無効化と凍結の違い

無効化の記事にも書いた通り、「無効化」と「凍結」は似ているところもありますが
全くの別物になります。
「凍結」と「無効化」のそれぞれの特徴は下記になります。

・ライセンスの消費
凍結:する
無効化:しない

・ログインできるか
凍結:できない
無効化:できない

・代理ログイン
凍結:できる
無効化:できない

・レポートで確認できる
凍結:できる
無効化:できる

・レコードは残る
凍結:残る
無効化:残る

このように似ているところが多いです。
Salesforceを導入している企業としては
一番大きな違いは
「ライセンスの消費」
になると思います。
企業はSalesforceからライセンスを買っているのですから
「ライセンスの消費」=出費に直結します。
この「ライセンス」は後いくつ残っているか等の管理も定期的にしておく必要があります。


凍結っていつ使うのか?

無効化と凍結がよく似ているなら、無効化だけでよくないか?
っと思うかもしれませんが、意外と使える場面も多いです。

例えば
ユーザーは退職している状態で他の作業がありすぐに無効化作業を行えない場合に
無効化作業を行う前に先に凍結にしておき、他の作業が終わってから無効化にする。
この場合、退職したユーザーに退職してから無効化されるまでの間にログインさせないことができます。
ログインできない=Salesforce内の情報が守られることになります。

その他にも
長期間の入院等で長い間使用はしないが、復帰後にも使いたい場合など
企業によってルールはありますが、こういった際に使用します。


ユーザー凍結の手順

ユーザーの凍結はいたってシンプルです。
対象ユーザーを検索後に詳細画面を表示します。

そのs表債画面に「凍結」ボタンがるのでクリックします。
凍結できていると「凍結」ボタンが
「凍結解除」ボタンにかわります。
これで「凍結」完了です。


最後に

この記事では「無効化」と「凍結」の違いから「凍結」の手順までを記事にしました。
「凍結」は頻繁に使うわけではないですが、知っていると便利ですし
時間がかかる作業でもないので、ぜひ活用ください。
ユーザー関連の基礎はある程度記事にしたので
次の記事はユーザー関連の作業で実際に行っていた業務の流れを説明したいと思いますので
参考にしていただければ幸いです。
※どのように依頼が来てどのように業務を行っていたかの記事になります


株式会社ONE WEDGE

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