📈
労働時間を削減しながらパフォーマンスを維持する方法
はじめに 📘
これまでがむしゃらに仕事と自己学習を続けてきたエンジニアが次のレベルにステップアップするために、仕事時間を削減しながらもパフォーマンスを維持する方法について考えていきます。この記事は、そんな思考過程をポエム化したものです。
この記事の対象者 🎯
- 今の働き方を見つめ直したいエンジニア
- 評価されないことを悩んでいるエンジニア
- 将来の自分
目的
「今のパフォーマンスを維持しつつ、仕事時間を2割削減する」
背景・理由
- 新しい分野への勉強時間を確保する
- 趣味の時間を確保する
- 家族サービス・家事の時間を確保する
- 転職活動の時間を確保する
つまり、もっと時間にゆとりが欲しい
目的の内容を分解してみる
今のパフォーマンス
「今のパフォーマンス」とは果たして何なのか?
パフォーマンスを色んな視点から言語化してみる。
1. 自分の目線
- 実際に自分が月単位でこなしているタスクの量(MR数, ISSUE数)
2. ビジネス的な視点
- ビジネスにどれだけのインパクトを残せているか
3. その他の視点
- コミュニケーション能力
- 上長へのアピール力
- 技術ブログなど組織への間接的な貢献
- チームへの影響力
重要なのは、「自分がこなしたタスク量・難易度の高いタスク」 != 「自身の評価」
ということをしっかりと理解すること
仕事時間を削減する
労働時間を具体的に見てみると、1日8時間勤務で月に30時間の残業をしている場合、月に約190時間を労働に費やしている。この時間の2割を削減することで、約38時間の自由な時間を確保することが可能。
1日に換算すると約2時間分作業を効率化させる必要がある。
こう聞くとなかなかハードルが高い気がするが、普段やっている残業をなくすだけで1.5時間/日の作業効率化になるので、行けそうな気もする。
実現方法
-
作業を効率化する(個人視点):
- テクノロジーの活用: コーディング支援ツール(たとえばGitHub Copilot)やChatGPTのようなAIを活用して、コードの記述やドキュメントの作成を加速。
- 作業環境の整備: 物理的な作業環境(性能の良い椅子を買う、スタンディングデスクを使用する、ディスプレイを増やす)を改善することで、集中力を高める。
- タスク管理の工夫: ISSUEやMRの粒度を細かくすることで、フィードバックループを短縮し、MR待ち時間などの無駄な時間を削減。
- 15分ルール: 問題にぶつかった時は、15分だけ自力で解決策を探してみてから、他人に助けを求める。これにより、自己解決能力を高めつつ、無駄な時間を減らす。
-
自分の働きをアピールする力を伸ばす:
- 自分の仕事を周りから見える化する。
- 有言実行の精神で、自分でタスクを作っていく意識をもつ。
- 定期的に自分からアピールする場を作成する。
-
他人を動かしてビジネス的なインパクトを生み出す(組織・チーム視点):
- アイディアを提案し、チームやプロジェクトを前に進めることで、自分だけではなくチーム全体の生産性を高める。
- チーム・組織視点を持ち、他人のタスクなども含めて総合的な効率化を目指す
- 他のエンジニアへのアドバイスや積極的なタスク間の連携
結論
以下の2つ、特にSTEP2を意識 しながら働くことで作業時間は短くともパフォーマンスがあると認識されるエンジニアになる
-
STEP1(個人レベル:誰でもできる)
- ツールを使用した作業時間の効率化
-
STEP2(チームレベル:難易度高)
- 自分のこなしているタスク量に固執しない
- チームとしての視点を持ち、チームの成果に貢献する
- ビジネス的な成果に注力する
- チームを動かしビジネス的なインパクトを生み出す
- 上記の全てをしっかりとアピールする力を伸ばす
Discussion