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非エンジニア環境でRPAを導入して分かったこと

2022/04/12に公開

はじめまして。RPA[1]エンジニアのNakayasuです。※自称
約2年ほど、WinActorに触れる機会があったので、個人的な経験をもとに書きます。

「専門知識は不要」はちょっと違う

セキュリティ上の問題で、ブラウザを認識させて行なう「レコーディング機能」が使えないといったケースがあります。
(ブラウザを認識させるにはWebDriverを使用しますが、セキュリティポリシーによって、ファイルの配置やブラウザ上の拡張機能などが一部制限される場合があります。)
「レコーディング機能」を使えば、画面の操作やキー操作は簡単に作成できます。
ですが、上記のようなケースでは自分で処理を組まなければなりません。
条件分岐や繰り返し処理、例外処理などが必要なフローを作成するには、プログラミングの知識はあるほうが良いです。

「既存の手順のまま」には無理がある

多くの方は「いまのままロボットがやるんでしょ?すごいね!」と仰います。
そう言ってもらえるのはフローを構築する側としては、とても嬉しい言葉です。
ですが、実は人の手でやっている手順が、必ずしもロボットにとって最適とは限りません。
過去に拝読させてもらった参考書・技術書にも、業務改善を目的として、RPAの導入を開始する前に「既存の手順を見直す」と書かれていました。

RPAは手段の一つ

DX[2]という言葉が普及したからか、RPA=DXと捉える方もいます。
個人的な見解としては、DXの方が大規模なプロジェクトだと思いますし、あくまでもDXに含まれる一部の手段だと思います。
(デジタイゼーションとかデジタライゼーションとかありますし!)


以上です。
また思い出した時に書きますね。

最後に

稚拙な文章ではありますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
同じような経験のある方やそうでない方もご意見・コメントお待ちしています。

脚注
  1. RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) Wikipediaより ↩︎

  2. DX(デジタルトランスフォーメーション) Wikipediaより ↩︎

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