Setup : Python venv
概要
本ページはPythonの環境構築に関するページです。
記事で得られる情報
- Python をローカル(自分のPC内)へのインストール
- Pythonを使用してフォルダごとに仮想環境を作成する
- VSCodeを使用したデバッグの設定
- moduleのインストールと一覧リストをファイルにする
対象OS
Windows10で動作確認しております
Pythonのインストール
- Pythonの公式ページに遷移
- 「Downloads」タブにカーソルをあてて「Python 〇.〇.〇」をクリック
自分でダウンロードするバージョンを選択する場合は「Windows」をクリックして選択できる
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ダウンロードが完了したら、そのファイルを開く
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「Install Now」をクリック (画像はversion 3.6.5のもの)
通常なら 「Add Python 3.6 to PATH」にチェックを付ける必要があるが
今回は仮想環境を作成する前提なのでどちらでもよい
つけた方が仮想環境の作成は楽
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インストールが完了したらCloseする
フォルダごとに仮想環境の作成
- コマンドプロンプトを開く
- 環境を作成するフォルダを作成
C:\Users\PC_User> mkdir test_python_venv
C:\Users\PC_User> cd test_python_ve
- pythonコマンドで仮想環境の作成
C:\Users\PC_User\test_python_venv>
C:\Users\PC_User\AppData\Local\Programs\Python\Python38\python -m venv .venv(仮想環境の名称)
(pythonの実行ファイルが保存されている場所)
上記のコマンドのpython部分→PATHを追加している場合は
「C:\Users\PC_User\AppData\Local\Programs\Python\Python38\python」
→「python」でよい
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該当フォルダで仮想環境を適用
※powerShellの場合正常に動作しないことがあるのでコマンドプロンプトで行う
C:\Users\PC_User\test_python_venv>.venv/Scripts/activate.bat
以下のようになれば成功
(.venv)C:\Users\PC_User\test_python_venv>
Linuxの場合
source .venv/bin/activate
VSCodeでのDebug
- VSCodeの拡張機能でPythonをインストールする
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デバッグするファイルを作成
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デバッグを行いたいフォルダを開き、デバッグの設定ボタンをクリック
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launch.jsonファイルを作成ボタンをクリックすると、言語選択欄が表示される
拡張機能を入れることでPythonの選択欄が表示されているはずなのでこちらを選択
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デバッグする種類によってファイルを選択
今回は通常のファイルのため、「Python File」を選択
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launch.jsonファイルができていたら成功
このファイルを設定することでカスタマイズが可能になる
(別途記事参照)
- デバッグするファイルを開いて「F5」を押すとデバッグが始まり、ブレークポイントでとめることができます
ライブラリのインストール
ex) autopep8
> pip install autopep8
pip freeze を使用することで現状使用しているライブラリを
requirements.txtに出力することが可能
>pip freeze >> requirements.txt
同様に
下記のコマンドで一括インストールが可能(外部からソース持ってきた際に使用)
> pip install -r requirements.txt
仮想環境のクリア
(deactivate)
python -m venv --clear 対象の仮想環境ディレクトリ
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