ChatGPTを使えない人たちとAIエージェント

コードかけないよ〜；；　←わかる
ChatGPTの使い方わからないよ〜；；　←いや自然言語で指示できるのにそれは違うやろ

Google Assistant、SiriはスマホをOSレベルで操作できるけど結局あまり使われなかったんだよね。
おもちゃにされるのが関の山。アレを便利だと言って使っている人はあまり見ない。

ChatGPTは知識を与えてくれるものではないと思っている。
詳細な状況から一般的な考えを得ることにめっぽう強い。

例えば、「チャーハンを作ろうと思っていますが、今私は宇宙空間にいて調理器具がありません。どうしたらいいですか？」といった質問にも文章的には破綻していない回答がもらえる。

コーディングしているときはいつもこんな雰囲気。

「なんでも答えてくれるんだ！」というノリでクローズドな情報が必要な質問をするとRAGなどの小細工が必要になる。
それで渡せるコンテキストにも限界があるし専門用語の深い解釈がされるわけでもないので「なんかチガウ...」になりがち。

結論としては
LLMを活用するにはLLMの知識はいらなくて、語彙力だけが必要。
AIエージェントを活用するにはAIでも働けるシンプルな会社環境が必要。

もっと言えばエージェントに与えるツール開発の重要度が上がるだろうね。
権限、シークレットの管理はどうにもならんし。

「高度な自動化ができる」と「 システムの知識が不要」はイコールではなく、むしろ知識が要求される。
エンドユーザーももちろん語彙は要求されて、やりたいことを正確に伝える必要がある（最大のネック）