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FiveMフレームワーク比較:QB-Core vs Qbox
FiveMフレームワーク比較:QB-Core vs Qbox
最終更新:2025/04/16
はじめに
FiveMサーバー開発で注目されている「QB-Core」と「Qbox」。
どちらも高性能なフレームワークですが、設計思想や使い勝手、拡張性などに違いがあります。
本記事では、両者の特徴や違い、公式GitHubやドキュメントのリンクまで詳しく解説します。
なお、QB-Coreの具体的な構築手順や実践的なノウハウについては
こちらのZenn記事も参考になります。
QB-Coreとは
概要
QB-Coreは、FiveM向けのRP(ロールプレイ)フレームワークです。
パフォーマンスやセキュリティ、カスタマイズ性を重視して設計されています。
主な特徴
- 最適化された設計:サーバー負荷が低く、安定して動作
- セキュリティ強化:権限管理やデータ管理がしっかりしている
- カスタマイズ性が高い:コア部分がシンプルで、独自機能の追加がしやすい
- 標準機能が豊富:インベントリ、ジョブ、車両管理などが最初から搭載
メリット
- 標準機能が多く、すぐにRPサーバーを始められる
- コミュニティが活発で、英語圏を中心に情報が多い
- 独自のシステムや機能を追加しやすい
デメリット
- 日本語情報は少なめ
- 一部のリソースはESX専用のため流用できない場合がある
Qboxとは
概要
Qboxは、FiveM向けの最新フレームワークで、パフォーマンスと拡張性を最重視して設計されています。
主な特徴
- パフォーマンス重視:大規模サーバーでも安定して動作
- 最新技術を採用:コードベースが新しく、学習コストが低い
- 拡張性が高い:モジュール設計で、機能追加が容易
メリット
- パフォーマンスが非常に高い
- コードが新しく、保守性が高い
- 独自機能の追加やカスタマイズがしやすい
デメリット
- 日本語情報・リソースがほとんどない
- コミュニティがまだ小さい
- 既存リソースが少ないため、自作が必要な場合が多い
詳細比較
項目 | QB-Core | Qbox |
---|---|---|
パフォーマンス | ○(十分高い) | ◎(大規模向けに最適化) |
セキュリティ | ○(十分な管理機能) | ○(新しい設計で堅牢) |
カスタマイズ性 | ◎(コアがシンプル) | ◎(モジュール設計) |
標準機能 | ◎(豊富) | △(必要に応じて追加) |
導入難易度 | ○(英語ドキュメント中心) | △(英語のみ、情報少なめ) |
コミュニティ | ○(活発) | △(まだ小さい) |
日本語情報 | △(少なめ) | ×(ほぼなし) |
既存リソース | ○(多い) | △(少ない) |
まとめの前に:筆者の個人的な所感
まとめ
どちらも高性能なフレームワークですが、
「まずは安定した環境で始めたい」ならQB-Core、
「自分だけのサーバーを作り込みたい」ならQboxがおすすめです。
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