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Visual Studio Codeのサイレントインストール

2021/10/05に公開

はじめに

Windowsで、Visual Studio Codeをサイレントインストールするための、インストーラーオプションを紹介します。

パッケージマネージャーからインストールする場合に、エクスプローラーと統合させたい場合などに利用します。

パッケージマネージャーにwingetを利用する場合に、パラメーターを指定する方法はこちらも合わせてご覧ください。

基本

Visual Studioのインストーラーを公式サイトからダウンロードして、つぎのように実行します。

VSCodeSetup-x64-1.60.2.exe /VERYSILENT /NORESTART /MERGETASKS=!runcode

/VERYSILENTを指定することで、インストールダイアログも非表示にしてインストールできます。ダイアログは表示したい場合は、/SILENTオプションを指定します。

/NORESTARTでインストール後にOSの再起動を抑止します。

/MERGETASKSではVisual Studioの様々なインストールオプションを指定することができます。上記の例では、インストール後にVisual Studio Codeを起動しないことを指定しています。

逆にインストール後にVisual Studio Codeを起動したい場合、つぎのように指定します。

VSCodeSetup-x64-1.60.2.exe /VERYSILENT /NORESTART /MERGETASKS=runcode

オプションの先頭に「!」を指定した場合、指定オプションを否定する形になります。

オプションを複数指定した場合は、次のようにカンマで区切って指定します。

VSCodeSetup-x64-1.60.2.exe /VERYSILENT /NORESTART /MERGETASKS=!runcode,addtopath

パラメーター一覧

パラメーター 説明
desktopicon デスクトップ上にアイコンを作成する
addcontextmenufiles エクスプローラーのファイル コンテキスト メニューに[Codeで開く]アクションを追加する
addcontextmenufolders エクスプローラーのディレクトリ コンテキスト メニューに[Codeで開く]アクションを追加する
associatewithfiles サポートされているファイルの種類のエディターとして、Codeを登録する
addtopath PATHへの追加(再起動後に使用可能)

指定可能なパラメーターは、インストーラーGUIのつぎの選択にそれぞれ該当します。

個人的にお勧め設定は以下の通りです。

.\VSCodeSetup-x64-1.60.2.exe /VERYSILENT /NORESTART /MERGETASKS=!runcode,addcontextmenufiles,addcontextmenufolders,associatewithfiles,addtopath

参考サイト

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