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wingetでアプリのインストーラーオプションに対応したパッケージ管理モジュール「posh-winget」をリリースしました
はじめに
待望のWindows公式パッケージマネージャー「winget」がリリースされ、そろそろ実用しても問題ない状態になってきたように思います。
まだ一部のアプリケーションがwingetに公開されていなかったりしますが、多くのアプリケーションが利用できる状態にもなっています。
ただ個人的には大きな不満があります。
それは、一括インストールするimportコマンドでインストーラーオプションの指定がサポートされていないことです。(importファイルのjsonスキーマを見ると明確です。)
winget installコマンドではサポートされているので、そのうちサポートされるんでしょうけど、事情があってそれは待てない!ってことで自作しました。
公式がサポートしてくれるまでの、お助けモジュールです。
インストール
posh-wingetはPowerShellのモジュールとして作成したので、PowerShellでつぎのように実行することでギャラリーからインストールできます。
Install-Module posh-winget
設定ファイル
たとえばwinget.ymlのような名前のYAMLファイルを作成し、つぎのように設定を記述します。
- id: Git.Git
- id: Microsoft.VisualStudioCode
packageParameters: >-
/VERYSILENT
/NORESTART
/MERGETASKS=!runcode,addcontextmenufiles,addcontextmenufolders,associatewithfiles,addtopath
packageParametersでインストーラーオプションを指定できます。
どのようなオプションがあるかは、各アプリケーションのインストーラーを調べてください。
一括インストール
記載した設定ファイルを利用してつぎのように実行します。
Invoke-WingetImport winget.yml
さいごに
公式がはやいとこ対応してくれて、これが不要な世界が早く訪れることを期待しています。
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