【Github】画面の見方・使い方

1. はじめに

Githubは、プログラマーにとって欠かせないバージョン管理システムであり、コラボレーションプラットフォームです。この記事では、Git初心者向けにGithubの画面の見方と基本的な使い方を詳しく解説します。

2. Githubの基本画面の見方

ダッシュボード

Githubにログインすると、最初に表示されるのがダッシュボードです。ここでは、最近の活動や関心のあるリポジトリの更新情報が表示されます。

• リポジトリ: 自分のリポジトリ一覧が表示されます。
• スター: スターを付けたリポジトリが表示されます。
• フィード: フォローしているユーザーやリポジトリの最新のアクティビティが表示されます。

リポジトリページ

リポジトリページは、プロジェクトのホームです。以下の主要なセクションがあります：

• Code: ソースコードが表示されるメインのタブです。リポジトリのファイルとディレクトリの一覧が表示されます。
• Issues: バグ報告や機能リクエストを管理するためのタブです。
• Pull requests: プルリクエストを作成・管理するためのタブです。
• Actions: CI/CDパイプラインを管理するためのタブです。
• Projects: プロジェクト管理ボードを作成するためのタブです。
• Wiki: プロジェクトのドキュメントを作成するためのタブです。
• Settings: リポジトリの設定を管理するためのタブです。

プルリクエストページ

プルリクエストページでは、以下の情報が表示されます：

• Conversation: プルリクエストに関する議論やコメントが表示されます。
• Commits: プルリクエストに含まれるコミットの一覧が表示されます。
• Files changed: 変更されたファイルの一覧とその差分が表示されます。

3. 新しいプロジェクトの作成

1. リポジトリの作成:

   • Githubにログインし、右上の「+」アイコンをクリックします。
   • 「New repository」を選択します。
   • リポジトリ名を入力し、必要に応じて説明を追加します。
   • 公開設定を選択し、「Create repository」をクリックします。

2. ローカル環境のセットアップ:

   • 新しいディレクトリを作成します：

     mkdir my-new-project
     cd my-new-project
     

   • Gitを初期化します：

     git init
     

   • リモートリポジトリを追加します：

     git remote add origin https://github.com/username/my-new-project.git
     

3. 初期ファイルの追加:

   • README.mdファイルを作成します：

     echo "# My New Project" > README.md
     

   • .gitignoreファイルを作成します（必要に応じて）。
   • ファイルをステージングし、コミットします：

     git add .
     git commit -m "Initial commit"
     

4. 変更のプッシュ:

   • 初期コミットをリモートリポジトリにプッシュします：

     git push -u origin main
     

5. プロジェクト設定:

   • Githubのリポジトリページで「Settings」タブを開きます。
   • 必要に応じて、コラボレーターの追加、ブランチ保護ルールの設定、Issuesの有効化などを行います。

6. プロジェクトボードの作成（オプション）:

   • 「Projects」タブで「Create a project」をクリックします。
   • プロジェクト名と説明を入力し、テンプレートを選択します。
   • カラムやカードを追加して、タスクを管理します。

4. 既存のローカルプロジェクトをGithubにアップロードする方法

1. リモートリポジトリの作成:

   • Githubにログインし、右上の「+」アイコンをクリックします。
   • 「New repository」を選択します。
   • リポジトリ名を入力し、必要に応じて説明を追加します。
   • 公開設定を選択し、「Create repository」をクリックします。

2. ローカルプロジェクトの準備:

   • 既存のプロジェクトディレクトリに移動します：

     cd /path/to/your/local/project
     

3. Gitの初期化とリモートリポジトリの追加:

   • Gitを初期化します（既に初期化されている場合はスキップ）：

     git init
     

   • リモートリポジトリを追加します：

     git remote add origin https://github.com/username/repository.git
     

4. ファイルのステージングとコミット:

   • すべてのファイルをステージングします：

     git add .
     

   • 初期コミットを作成します：

     git commit -m "Initial commit"
     

5. 変更のプッシュ:

   • 初期コミットをリモートリポジトリにプッシュします：

     git push -u origin main
     

5. まとめ

この記事では、Githubの画面の見方と基本的な使い方、そして新しいプロジェクトの作成方法や既存のローカルプロジェクトをGithubにアップロードする方法について解説しました。Githubを使いこなすことで、効率的なプロジェクト管理とコラボレーションが可能になります。初心者の方も、この記事を参考にしてGithubの基本操作をマスターし、プロジェクトでの活用を進めてください。

Citations:
[1] https://docs.github.com/ja/pull-requests/collaborating-with-pull-requests/proposing-changes-to-your-work-with-pull-requests/about-pull-requests
[2] https://docs.github.com/ja/repositories/configuring-branches-and-merges-in-your-repository/configuring-pull-request-merges/about-merge-methods-on-github
[3] https://docs.github.com/ja/pull-requests/collaborating-with-pull-requests/addressing-merge-conflicts/resolving-a-merge-conflict-on-github
[4] https://qiita.com/samurai_runner/items/7442521bce2d6ac9330b
[5] https://docs.github.com/ja/pull-requests/collaborating-with-pull-requests/proposing-changes-to-your-work-with-pull-requests/creating-a-pull-request
[6] https://www.youtube.com/watch?v=rgbCcBNZcdQ