3日目:ソフトウェアテスト基本テクニック 第1回 ソフトウェアテストを分類する
はじめに
このAdvent Calendarでは、過去に私が書いたテストや品質に関する記事の紹介をします。
本日紹介する記事はこちらです。
掲載日:2008年5月13日
掲載メディア:gihyo.jp(技術評論社)
生成AIによる要約
この記事は、ソフトウェアテストの全体像を整理することから始める連載の導入回です。まず「テストにはいろいろな種類があるが、“テスト”という言葉だけでは示す範囲が広すぎる」と指摘。そこで、「工程」「品質の観点」「実行方法」「技法」という4つの切り口でテストを分類する枠組みを提示しています。
具体的には、モジュール単位の単体テスト、モジュールを結合したときの結合テスト、さらにシステム全体+ミドルウェアなども含めたシステムテストのように「工程」で区分する方法のほか、品質観点や実行方法、技法の違いから分類する考え方を示しています。テストの“多様さ”と“目的に応じた使い分け”の重要性を、まず整理する回です。
記事に対する補足、訂正、最新情報など
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2008年、技術評論社のサイトgihyo.jpで「ソフトウェアテスト基本テクニック」という全9回の連載を担当させていただきました。職場の同僚に声をかけ、持ち回りで執筆した連載で、私は第1回・第6回・第7回を担当し、その他の記事の執筆もサポートしました。連載一覧はこちらからご覧いただけます。
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この連載を担当するきっかけになったのは、当時不定期で発行されていたムック「ソフトウェア・テストPRESS」への寄稿でした。この寄稿を通じて技術評論社の編集者の方とつながり、この連載にお声がけいただいたと記憶しています。
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1日目・2日目に紹介した@ITの記事を執筆した頃は、岡本隆史さんにサポートいただきながらの“書き手”でしたが、それから2年が経ち、今度は私が全体を取りまとめる立場になりました。連載としての一貫性を持たせることや、初めて執筆するメンバーへのフォローなど、当時は見えていなかった苦労も体験できたことをよく覚えています。
さいごに
比較的若手のテストエンジニア向けの記事で、JSTQBのシラバスにも沿った分かりやすい内容になっています。いま読んでも通用する普遍的なテーマが多く、「基本に立ち返る」ためにも改めて読み直してみたいと感じています。興味のある方は、ぜひ連載全体にも目を通してみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。明日の投稿もどうぞお楽しみに。
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