GitHubアカウント作成〜GitHub Copilot 無料プランを使ってみた
はじめに
この記事では以下を紹介します:
- GitHub Copilot Free の概要
- GitHub アカウントの作成手順
- VSCode で Copilot を使う方法
- 実際に使ってみた
GitHub Copilot とは?
GitHub Copilot は、GitHub が提供する AI によるコーディング支援ツールです。プログラマーのコーディング作業を効率化し、開発のスピードを向上させることを目的としています。
VSCode などの IDE で、リアルタイムにコード補完や提案を行ってくれます。
GitHub Copilot Free の特徴
Copilot を使い始めようとしている開発者向けに、GitHub アカウントを持つユーザーであれば誰でも無料で使えるようになりました。
- 料金:無料(サブスクリプションなし)
- 対象:個人ユーザー(組織・エンタープライズは対象外)
-
基本機能:
- コード補完(2,000 回/月)
- チャットリクエスト(50 回/月)
- マルチファイル編集
- AI モデルの選択
詳細公式:
👉 GitHub Copilot Free について
GitHub アカウントの作成手順
まずは GitHub アカウントを作成していきます。
1. GitHub の公式サイトへアクセス
2. 「Sign up」ボタンをクリック
3. 必要な情報を入力
- Email:メールアドレス
- Password:パスワード
- Username:ユーザー名
4. メール認証
GitHub から認証メールが届くので、指示に従って認証します。
認証完了後ログイン画面に遷移します。
GitHub Copilot Free を VSCode で使う手順
1. Visual Studio Code をインストール
まだインストールしていない方は、上記からインストールしてください。
2. GitHub Copilot 拡張機能をインストール
VSCode を開いたら以下の手順で拡張を追加します:
- サイドバーの「拡張機能」アイコンをクリック
- 検索バーに「GitHub Copilot」と入力
- 「GitHub Copilot」を選択し「インストール」
もしくは以下のリンクから直接インストール可能です:
👉 GitHub Copilot for VSCode
3. GitHub アカウントでログイン
拡張機能をインストールすると、GitHub アカウントでのログインを求められます。画面の案内に従ってログインします。
※出てこない人は検索バーの右横にあるCopilotのアイコンをクリックすると表示されます。
ログイン完了すると VSCode 上でCopilotが使用できるようになります。
実際に使ってみた
以下、VSCode で GitHub Copilot を使用した例を紹介します。
コード補完
コメントを入力すると、自動的にコードが提案されます。
Tab
キーで提案を受け入れられます。
「# FizzBuzz を出力」とコメントするだけで、Copilot が下記のコードを自動生成してくれました。
# FizzBuzzを出力
for i in range(1, 101):
# 3 の倍数かつ 5 の倍数のとき
if i % 3 == 0 and i % 5 == 0:
print("FizzBuzz")
# 3 の倍数のとき
elif i % 3 == 0:
print("Fizz")
# 5 の倍数のとき
elif i % 5 == 0:
print("Buzz")
# その他のとき
else:
print(i)
Copilot Chat
チャットに指示を出すと、コードを生成してくれます。
テストコードの生成やリファクタリングなどにも使えそうです。
「英大文字 + 英小文字 + 数字 を必ず含む10桁のパスワードを生成する関数を作成して」と指示したところ、パスワード生成関数を生成してくれました。
AIカーソルの挿入で現在開いているファイルに生成したコードを挿入することもできます。
おわりに
GitHub Copilot Freeは、AIコーディングの力を気軽に体験できる素晴らしいプランですね。
「AIにコード書いてもらうのってどんな感じ?」と思っている方にこそおすすめです。
まずはGitHubアカウントを作成して、GitHub Copilot Freeを試してみましょう!
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