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AWS認定DBS(データベース - 専門知識)試験に合格しました

2023/12/27に公開

この記事について

先日(2023/12/26)、AWS認定DBSデータベース - 専門知識試験(以下DBS試験)にチャレンジし、無事合格をいただきました!

これまで複数のAWS認定試験を受験してきましたが、専門知識(Speciality)レベルのAWS認定試験は今回が初めてとなります。

DBS試験を受験するにあたって、どのような対策を行ったのかの備忘録としてこの記事を残しておきます。

前提

DBS試験受験前の私は以下のような状態でした。

  • AWSは2012年頃からさわり始めた
  • アーキテクトとして5年以上AWSを業務で使用している
    • EC2やECS、Lambda、S3、RDS関連は業務でよく触っている
  • 過去にオンプレミス環境でLinuxを構築・運用したことがある(CentOS, Debian, Ubuntu)
    • 自宅でもUbuntuサーバーを構築・運用している
  • DBS試験受験時、AWS認定は以下の4つを取得している
    • SAA(ソリューションアーキテクト - アソシエイト)
    • DVA(デベロッパー - アソシエイト)
    • SAP(ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル)
    • DOP(DevOps - プロフェッショナル)

スケジュール

今回は以下のようなスケジュール感でDBS試験を受験しました。

  • 2023/12/05 - DBS試験受験検討開始
  • 2023/12/21 - AWS Skill BuilderでDBS試験の模擬試験受験
  • 2023/12/22 - DBS試験の受験申込
  • 2023/12/22-12/25 - DBS試験対策
  • 2023/12/26 - DBS試験受験
  • 2023/12/27 - 試験結果通知、無事合格

DBS試験対策

今回DBS試験対策として、以下の2つを行いました。

1. AWS Skill BuilderでDBS練習問題を解く

AWS Skill BuilderでDBS試験の練習問題コースがあったので、まずはじめにノー勉強状態でどの程度点数を取れるのか確認しました。

今回受験したコースは以下↓

AWS Certified Database - Specialty Official Practice Question Set (DBS-C01 - Japanese)
https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/external/view/elearning/12511/aws-certified-database-specialty-official-practice-question-set-dbs-c01-japanese

この練習問題は全部で20問あり、答えを選択したその場で正解か不正解かわかるようになっています。
簡単な解説もついているので、解答の解説を読みつつ間違えた箇所のメモを取っておいて、後で調べたりして活用しました。

ちなみに、練習問題の初回の正答率は55%(20問中11問正解)でした。

DBS試験の合格ラインが75%のため、こんかいは若干厳しいか?と思いつつ、本試験は模擬試験よりも数があるのと、対策をすればなんとかなりそうだということでDBS試験を受けることにしました。

2. 練習問題の解説で紹介されていたサービスに関するドキュメントをひたすら読む

まず、練習問題の解説にでてきたAWSサービス名やURLをメモっておき、関連するドキュメントを片っ端から読んで知識を付けることにしました。

しかし、量が膨大かつ、試験まで日があまりなかったので途中で方針を変えて書籍をベースに勉強することにしました。

3. AWS認定データベース-専門知識関連書籍の読書

今回、以下の書籍をベースに試験対策を行いました。

要点整理から攻略する『AWS認定 データベース-専門知識』 (Compass Booksシリーズ) Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B0936PSMXT/

この書籍はAWSの様々なデータベースサービスの解説があり概要をつかむのに役立ちました。
また、巻末に練習問題があり、その問題を解くことで理解が甘いところをあぶり出すことができ、わからなかった所を中心にドキュメントをWebで探してひたすら読む、といった学習を行いました。

試験当日

試験当日。今回も過去に受けたAWS認定試験の時と同様、自宅から近いテストセンターで試験を受けることにしました。

試験会場には20分前に到着し、受付を済ませた後は手荷物などをロッカーにいれ、その後試験の説明を受けてから試験会場に入室、すぐに試験開始となりました。

DBS試験は180分で65問を解く必要があります(1問あたり約2.7分)。
過去に受験したSAP試験やDOP試験に比べると、問題数が少しだけ少ないので1問あたりにかけられる時間は少し長めです。しかし油断は禁物。

SAP/DOP試験のようなプロフェッショナルレベルの試験と同様に、専門知識の試験だと即答できるような問題はほとんどなく、問題文に書かれている条件をしっかりと確認しながら回答していきました。

65問一通り回答し終えた時点での残り時間は92分で、後で見直すフラグが付いている問題が65問中36問あったため、フラグ付きの問題を見直しました。

問題を見直す過程で、ある程度確信が持てた問題についてフラグを外していったところ、最終的に残ったフラグは29問となりました。

フラグ付きの問題をすべて見直した時点で、自信もって回答できた問題が36問、パーセンテージで表すと55%程度なので、合格ラインの75%に到達できるかはなかなか微妙なラインとなりました。

試験時間は残り60分程余っていましたが、これ以上考えても回答がかわらなさそうだったので、アンケート回答に進みました。アンケートにも回答し終わったところで、今回の試験結果は「24時間以内に通知する」旨が表示されました。

(その場ではでないんかい!じらすね〜)

その後、受付で試験終了の手続きを行い、試験会場を後にしました。

試験結果通知

手応えはなかなか微妙なところでしたが、翌日の朝4:30頃に試験結果のメールが届きました。

結果は・・・合格!!!

やったね!!!

https://x.com/notakaos/status/1739804124118667774?s=20

スコアレポート

DBS試験の点数は 816/1000 でした。750が合格ラインなので、まあまあギリギリな感じでしたが、無事合格ラインを超えられてとても嬉しいです。

AWS認定取得まとめ

これまで取得したAWS認定は以下の通りです。今回のDBSで5つ目となりました。

名称 取得日 スコア
SAA (ソリューションアーキテクト - アソシエイト) 2019-02-13 816 / 1000
DVA (デベロッパー-アソシエイト) 2019-10-31 831 / 1000
SAP (ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル) 2022-02-12 798 / 1000
DOP (DevOps Engineer - プロフェッショナル) 2022-10-31 829 / 1000
DBS (データベース - 専門知識) 2023-12-26 816 / 1000

さいごに

はじめての専門知識領域のAWS認定DBS試験に合格できてほっとしています。

自信持って回答できた問題が合格ラインに達していなかったので、あとは運との勝負でした。

今回は運が良かったな〜

2023年のよい締めくくりとなった試験でした。

また、来年も何かしらの専門領域にチャレンジしてみようと思います。

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