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「SREプラクティスを促進させるための4つのステップ」を読む

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4つのステップ

  • ステップ1: 小さく始めて、繰り返す
  • ステップ2: チームを支援する
  • ステップ3: 学んだことをスケールする
  • ステップ4: データドリブン型のマインドセットを具体化する
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ステップ1: 小さく始めて、繰り返す

  • SREの原則を運用するにあたって最も効果的なアプローチは、概念実証(PoC)から始め、失敗から学び、反復すること
  • PoCの対象は以下によって優先度付けできる
    • ビジネスクリティカルである
    • 現在開発中である
    • 重要なデータ・指標を得ることができる
  • やる気の損失を防ぐため、現実的な目標をたてる
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ステップ4: データドリブン型のマインドセットを具体化する

以下の2つを行うことで、SREの取り組みに良い影響を及ぼす

データ収集

  • SREではデータを元に判断・行動するため、組織内にデータ分析の文化を醸成するのが望ましい
  • データの優先順位を決める際は、顧客にまつわるデータを探すのが望ましい

事後分析

  • Googleの経験則より、事後分析(postmortems)を実施している組織であっても細かい点をいくつか改善するだけで、事後分析の有用性はさらに高まる
  • 責任の追及のない(Blameless)事後分析が重要
  • 事後分析用の共有リポジトリを用意することで、取り組みの透明性を高め、サイロ化を減らし、学習文化に貢献することが見込める