Gandiの特徴とGandiでのドメイン購入方法
概要
ドメインを購入するにあたってどのレジストラから購入するかというのは結構大事だと思う。
そのうえで今回Gandiからドメインを購入したので、Gandiの特徴とドメインを購入するまでの一連の記事にする。
意外とGandiのブログがほとんど見当たらなかったので、結構色々書いてみる。
あとせっかくなので、お友達紹介リンクを置いておくので、良ければ利用してくれると嬉しい。
ドメインやホスティングサーバの契約での割引がされる。
https://gandi.link/f/096cf350
Gandiとは
フランス創業のレジストラで、ドメインの他にもホスティングサーバやメール, SSL証明書などを扱っている企業。
企業理念として「No Bullshit」を掲げていて、雰囲気としてはユーザーに対して邪悪なことはしないよみたいな感じ。
https://www.gandi.net/ja/no-bullshit
Gandiのレジストラとしての特徴は以下。
・ICANN公認
・管理画面が使いやすい(日本語対応済み)
・問い合わせとかドキュメントは英語
・whois情報公開代行が無料(なんならデフォルトで有効になっている)
・.jpドメインの購入が可能(ただし気持ち料金は高いと思うのと、whois情報公開代行に対応していない)
.jpドメインを買った後にwhois検索をしたら、公開連絡窓口とかが普通に個人情報が載ってた。
問い合わせしてみたら、.jpドメイン(というかccTLD?だからかも)はwhois情報公開代行に対応していないとのこと。
おそらくEUの国のccTLDとかは対応しているかもしれないが、GandiではgTLDドメインを買うのが良いと思う
(gTLDではwhois情報公開代行に対応しているという回答があったし、gTLD購入後にwhois検索したら情報が秘匿されていた)。
レジストラの選定基準
個人的なレジストラの選定基準は以下。
・ICANN公認
・管理画面が使いやすい
・whois情報公開代行が無料
・自分にとって邪悪でないこと
ICANN公認になるための審査は厳しいので、公認の時点で信用があるといえるため。
一応公認リストは以下に載っている。
https://www.icann.org/en/accredited-registrars?filter-letter=a&sort-direction=asc&sort-param=name&page=1
whois情報公開代行が無料じゃないと実はドメイン購入料金以上にお金がかかって自分はイライラしちゃうと思ったので、そういうのは予め無料のところにしておこうという感じ。
邪悪というのは自分にとって邪悪かどうかという基準。例えば宗教上の理由でgoogleやAWSのレジストラは使えないとか、管理画面が使いにくいのは嫌とか、そういうのがあれば避けるべきかなと。
日本のレジストラは管理画面が見にくいところが多かったりするので、自分は海外レジストラの管理画面のほうが好き。
ただサポートが日本人の方がいいとかであれば全然日本のレジストラでいいと思う。
アカウント作成と設定
トップページにアクセスする。
https://www.gandi.net/ja
ログインをクリックする。
アカウント作成をクリックする。
メールアドレス, ユーザー名, パスワードを入力し、利用規約に同意する。
登録メールアドレスに認証用URLが送られてくるので、それをクリックする。
すぐメールアドレスが承認される。
2段階認証設定
ドメインなのでアカウントの管理はきちんとしておいたほうが良いと思われる。
そのため2段階認証を導入する。
画面右上のユーザー名から、設定をクリックする。
Login and Security OptionsのPassword & access restrictions > TOTPを有効化する
開始をクリックする。
リカバリコードをダウンロードか印刷かコピーをして適切に保管する。
スマートフォンに2段階認証アプリをインストールし、QRコードを読み込む。
自分はGoogle Authenticatorを2段階認証アプリとして利用する。
Google Authenticatorアプリを起動して、QRコードをスキャンをタップ。
カメラでQRコードを読み込むと、一覧にgandi.netの認証コードが表示されれば完了。
現在アプリに表示されているトークンの数字と、アカウントのパスワードを入力する。
成功すると、2段階認証が有効化される。
一度ログアウトして再度ログインすると、2段階認証の画面が出てくるので、アプリを開いてトークンの数字を入力する。
これでログイン出来れば完了。
ログイン元IPアドレス制限
管理画面にアクセスできるIPアドレスを記述する。
画面右上のユーザー名から、設定をクリックする。
Login and Security OptionsのPassword & access restrictions > IP制限を追加する
ドメイン取得
通常のドメイン購入は、左のドメインのページでこういう感じになる。
招待リンクがあると画面がこういう感じになる。
欲しいドメイン名を入力して検索して欲しいドメインをカートに入れる。
suggestedは無視して、支払いに進むをクリックする。
アカウント情報を入力する。
所有者と支払い情報を確認し、問題なければ続行をクリックする。
請求先と所有者を確認し、必要があれば編集や新規作成をして、支払いに進むをクリックする。
購入ドメインの情報等を確認し、支払いに進むをクリックする。
利用する支払い方法を選択し、支払いをする。
支払いが完了するとオーダーがされ、しばらくするとドメイン登録される。
購入すると色々メールが送られてくる。
その中に”連絡先情報の確認について”という件名のメールのURLを開き、実際のメールアドレスであれうことを確認する。このメールはおそらく初めてドメインを購入した際のみ送られると思われる。
コンタクト情報は認証されましたと表示されれば完了。
ドメインページの登録済みに購入したドメインが存在していれば、ドメインは利用出来るようになっている。今回は30分くらいで登録済みになっていた。
whois情報公開代行
gandiはデフォルトでwhois情報公開代行が有効になっていることを確認する。
法人などで公開代行の必要がなければ無効にする。
ちなみに設定箇所は、対象ドメインのドメインの連絡先情報の所有者情報にある、メールアドレスプライバシーとwhoisプライバシーのこと。
参考
https://jyn.jp/compare-domain-registrar/#Gandi
所感
Gandiの管理画面がシンプルで、使っててとても気持ちが良い。
繰り返しになっちゃいますが、紹介コード置いておきます。
https://gandi.link/f/096cf350
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