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Xcodeで古いビルドが実行されている事に早めに気がつく
Xcode 14あたりから、ビルドが通らないはずのプロジェクトでビルドが成功したり、実行しているビルドが古いビルドだったりすることがあります。
そこで、ビルドした時刻をSwiftから扱えるBuildAtPluginを開発しました。
このプラグインをSwiftPackageに導入すると、次のようなファイルがビルド時に生成されます。
import Foundation
public extension Date {
static let buildAt: Date = Date(timeIntervalSinceReferenceDate: 716474167.783894)
}
このファイルは毎回ビルドするたびに更新されるので、AppDelegateなどで
logger.info("Build at \(Date.buildAt.formatted())")
とLoggerを呼び出すだけで、実行時にコンソールに実行バイナリのビルド時刻を表示することができます。
これによって、実行直後にバイナリがおかしいかどうか気がつくことができます。
もちろん生成されたDateを使ってUIを構築して、実機の画面上でビルドの鮮度を確認することもできます。
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