JLCPCBに3Dデータを投げてみる

JLCPCBに3Dプリントを依頼した時のメモです

依頼してみるか。
価格はこちらで作成したサンプルデータの物です。
実際は形状や大きさ、細かさなども考慮されて価格が変化します。

3D Technology　印刷方法

• SLA(Resin)
  • 光造形でよく使われるレジン
  • ※1.49～4.46ドル
• MJF(Nyion)
  • 積層のナイロン
  • ※8.92 ～　61.67 ドル
• SLM(Metal)
  • メタル
  • ※36.58ドル
• FDM(Plastic)
  • 積層プラスチック
  • ※2.98　～　7.19ドル
• SLS(Nyuion)
  • 粉末ナイロン
  • 5.95ドル

Material　素材

素材を選びます。

硬さや細かさ、色や価格といった感じで色々知識ないと選択が難しいです。

オススメは　FDM(Plastic)のPLAです。これは一般的な積層3Dプリンタで使われている素材です。

Color 色

色を選びます。選べない時は素材色が印刷されます。

Build Time 印刷時間

凡その時間です。向こうの準備も含めてなのでかなり遅めです。

Qty 個数

１個から選択できるのが良いですね。５個ぐらい頼んで余らせるのも有りかも。

Product Desc 製造目的

何で目的を聞かれるのかはさておき、

趣味なら「DIYEnterainment -> Toys Part 950300」とかがお勧めです。

Price 価格

一個辺りの価格かな。右上に全体の価格があるのでお財布と相談してください。

3D Remark

何か特記事項を書くと思うけど特に無いので無記入

あとは注文するだけ

これで多分、お願いした物が届くはず。

余談

国内にも3Dデータからプリントするサービスがあり、見積を取ってみました。

素材の種類はDMM.Makeの方が多いし、きっと品質は良いと思いますが、価格は最安でも5700円ぐらい。桁が一つ違いますね。

余談２

もう一つ、国内で３Dデータから特注製造するミスミのmaviyに投げてみました。

結果は、見積不可。

まぁ当然そうでしょう。90度に曲がってるので掘削でも難しいですし、板金だとスペーサ的な部分が加工できません。

分かってはいます。この３Dデータは理想を追い求めた設計であり、製造を意識していないデータです。maviyに投げるにはもっと現実的な妥協を多く行ってやっと製造が出来ると言った形です。

妥協すると思うか？3Dプリンタで出力できるのに・・・

さて、今後どちらが優位になるのか、忙しい時代になって来たように思えます。

3Dプリンタの様に複雑怪奇な設計を出力する方法が流行るのか

それとも金属製造の原理原則な設計が重宝されるのか。

どちらも設計出来るようにしておきたいので、基礎と応用はしっかり学んでおきましょうね。

それでは！！