MSP430の開発を行ってみる
MSP430 LaunchPadを貰っちゃった
先日、理系フリマが都内浅草で行われて、そこであの「陰気な男でいいですか?」さんとお会いしてMSP430を御安く譲っていただきました!
何と言いますか、国内ではMSP430は全くと言っていい程見かけませんが、海外の産業(主に宇宙関連)については極まれに資料に出てくることがあります。
そんな感じで国内で需要も話題も無いのですが、「どこかで一度触っておきたいけど買うほどじゃないんだよなぁ~」 見たいな感じで長く放置していたので、ここでまとめておきます。
尚、秋月電子にもDIPマイコンが売ってますが、MSP430が流行らないのはライターが特殊だったりする点だと思うので、 LaunchPadを買うと遊べたりします。(そういう所だぞ)
開発環境と整える
MSP430の開発環境はCCSTUDIO (Code Composer Studio™ 統合開発環境(IDE)) を使用します。
メーカーより無料で提供されていますので、サクッと入れてしまいます。
試しにプロジェクトを作成し、MSP430G2231を選択し、Blink ソースを持ってきます。
LEDのピンが違う場合があるので、適度に値を変えます。
P1DIRがP1_xに該当すると思います。
#include <msp430.h>
void main(void) {
WDTCTL = WDTPW | WDTHOLD; // Stop watchdog timer
P1DIR |= 0x01; // Set P1.0 to output direction
for(;;) {
volatile unsigned int i; // volatile to prevent optimization
P1OUT ^= 0x01; // Toggle P1.0 using exclusive-OR
i = 50000; // SW Delay
do i--;
while(i != 0);
}
}
ソースを書いたら、
LaunchPadをUSBに接続します
んで、
でコンパイル
で書き込み
でデバック(ブレークポイント等)
が出来ます。
正直自分はブレークポイントを使ったデバックが苦手なので、書き込みのみ行ってます。
特にライターの設定や選択が無く、ボタン一つで書き込みが行われました。
ん~・・・で?と言った所ですが、これで自分も
「MSP430?あぁ使った事あるよ、うん、あるよ?」
と言える様になりました。
とりあえずLチカが上手く行き、何となくC言語が普通に書ける気配があるので、他のマイコンと変わらず開発が出来る気がしています。
オススメはしませんが、海外勢と共同開発を行う際は触れておいた方が良いマイコンですね。
これは続きませんw 満足しました。
それでは、次の記事でまた!
ArtifactNoise合同会社
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