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Ethernetの10/100Mbps用と1000Mbps用コネクタの違い
Ethernetの10/100/1000bpsと色々速度の違いがありますが
ケーブルには大差が無いと思います。
100Mbpsと1000Mbps(1Gbps)の差は、コネクタ側に大きく差があります。
参考にしたコネクタ
★100Mbps
★1Gbps
10/100Mbpsの結線
図は、パルストランス内蔵のコネクタです
トランスが2個(TxとRx)あり、J4,J5,J7,J8はショートと75Ωを結んでGNDに繋がります。
これは、J4~J8は100Mbpsの際は未使用という規格があったため、このような処理がされています。
1000Mbps(1Gbps)の結線
今度は、1Gbpsのコネクタを見てい見ましょう。
トランスは4個、ショートしていたJ4,J5,J7,J8に信号線が乗っています。
1Gbpsでは、未使用だった端子に信号を通すことで帯域を増やした形になります。
10/100Mbpsの外見
一般的なコネクタの外見ですが、1Gbpsと大差はあんまりないです。
大きな違いは、裏面の端子の数になります。
100Mbpsはパルストランス後、8ピンのコネクタになります。
1000Mbps(1Gbps)の外見
100Mbpsのコネクタと縦横の外見サイズは一緒です。
裏返して、ピンの端子数に差があります。
1Gbpsは、パルストランスを通った後に10ピンの端子になります。(100Mbpsは8ピン)
裏技
例えば、1Gbpsの端子があった際、J4,J5,J7,J8がショートされていると、機器側は100Mbpsと認識することが出来ます。
まぁ、何に役に立つ技なんでしょうね。
それでは、こんな所で。
北神
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