結局ZennかQiitaかnoteか個人ブログをどうやって使い分けると良いのか
分析
運営面と集客面を主に考えていきます。
厳密に言えば違うこともありますが、私の使用感で評価します。
Zenn
- 検索はしにくい
- そこそこに認識はされてきている
- Qiitaの規約に疲れた人が使っているイメージ
- 主な集客はGoogle検索か
Qiita
- 検索がしやすい
- ユーザーが多い
- (エンジニアリング初心者の)信頼度が高い
- 悲しいことに、公式サイトやリファレンスで情報収集をする初心者はいません…
- アドベントカレンダーなど記事投稿のイベントがある
- 貢献度でユーザーの信頼情報がわかる
note
- ユーザーが圧倒的に多い
- エンジニアリング以外に強い
個人ブログ
- 管理(特にメンテナンスなど保守)が大変
- 広告を自由自在につけられる
- 複数サイトを作るのが大変
- ユーザー動線を誘導できる
番外:StackOverFlowやteratailなど質問サイト
- ユーザーは多くないが、常連が多い
- 投稿者に対して非常に厳しい
- 気軽に質問を投稿できるサイトではない
- 回答者の質は高い
番外:Yahoo知恵袋やおしえてGoo、OKwaveなどでプログラミングの質問をする
- ユーザーが圧倒的に多い
- 投稿者に対して当たりが強い
- 気軽に質問を投稿しても許される文化がある
- 回答者の質は低い
どうするのが良いか
上記の分析により
サービス | アプローチ |
---|---|
Zenn | バックアップも取れるし突然規約で消えたりしないのでメイン運用。技術記事で収益化できる |
Qiita | 案内だけ出す。Zennの記事を管理する場所にしてしまう手もあり |
note | Qiitaと競合しているが、技術スキルがない方に向けて記事を書くなら良さそう。技術記事で収益化は難しい |
個人ブログ | 自身の好きなようにできるので、こだわりがあれば採用。なければ不要 |
が良さそうだなと。
現役プログラマーではなく、現役アフィリエイターとして、Zennでの収益化を考える
まず、収益化を目的にする場合は個人サイト一択です。
サポートや支援をもらうより、広告収益の方が安定します。
ただし、自身で興したプロダクトがあって、サポートの窓口にする場合はZennは良さそうです。
変な広告もつかないので、うざったい広告のせいで発生しうる機会損失を最大限防ぐ事ができます。
また、無料プロダクトでもサポートやバージョンアップをしっかりやれば、ver2になるぐらいには必ず何かしらのマネタイズのチャンスがあります。
プロダクトは興せないけど、個人サイトは大変。
そういった方でも収益化したい場合は、自己紹介記事を書いてアマゾンなりのほしい物リストを貼っておくと、「サポートを押すまでもないけど(誕生日など)何か支援しよう」と思った奇特な方は応援してくれるかもしれません。
IT講師・採用人事(元CTO)として、Zennでの就職・転職活動を考える
まず、アウトプット活動(Zennに限らず)をなんのためにやっているのか、を考え直す必要があります。
アウトプットをするだけなら使いやすいプラットフォームでやればいいです。
IT講師や採用人事としての観点だとQiitaが使いやすいのでおすすめです。
ただし、今回はZennの話です。
Zennを使うならQiitaではできない事であるべきです。
これからZenn(Qiitaも)を始める方へ
まず自己紹介記事をポエムなり自己紹介なりのタグをつけて書いておきましょう。
これはどういったプラットフォームでも共通して言える事ですが、どんな人間が記事を書いているのかを知ることはとても重要です。
有名人なら筆者を調べることもないと思いますが、一般人が書いている場合は、筆者の情報をしっかりとリサーチしましょう。
つまり、自己紹介に書く内容は、読者のためにどういった人間が記事を書いているのかを伝えるために必要な情報を書いておくと良いです。
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