在宅フリーランスの仕事・勉強へのモチベーション管理例
お詫び
Qiitaの元記事にて、区切り線を「---」で書いている場所があり、これがZennの記法に干渉して一部うまく表示できない記事がある事を認識しています。
全ての記事を精査しきれていないため、お手数ですがお見かけの際は教えていただけると大変喜びます。
※当然ですが個人差があります。
採用できそうな部分をつまみ食いして活用してみてください。
対象読者
- 在宅ワークが苦しい方(職業不問)
ここでは、「私が」 在宅を続けられる案件と、同じく 「私が」 続けにくい案件の例を挙げていきます。
Q. なぜ在宅ワークは続かないのか?
:::note info
A. 楽しくない仕事の抑圧から中途半端に開放されたからです。
:::
身も蓋もないですが、これに尽きます。
業務に楽しさを見出すのはとても大変ですが、業務の辛さをなくす方がもっと大変です。
「辛いけど楽しい」を求められれば解決の糸口が見えそうだな、と思える事が問題解決への第一歩になります。
やり甲斐のある仕事とは?
そもそも何にやり甲斐を求めるのか、は人によって異なります。
これで終わってしまったらアドバイスも何もあったもんじゃないですが、イイ話をする前に改めて認識しておいてほしいです。
まずは今の仕事を選んだ理由を思い出してみましょう。
小さい頃に目指していた事でしょうか。
時給(単価)が高いからでしょうか。
ラクだからでしょうか。
他の理由もあると思います。
ここでは、自分に素直に思い出してみてください。
「たまたま、なんとなく」という理由の中に、他とは違うマイナスな理由が合ったかも知れません。
次に、今の状態は当時考えていた事は満たせていますか?
満たせていれば、物足りなさを感じていませんか?
あるいは、次の目標が見つかっていますか?
満たせていなければ、今の現場で目標は満たせそうですか?
また、やりたい事の相談はできますか?
他にも、今の状態は当時考えていた事以外に問題が発生していませんか?
対人で気疲れしていませんか?
相談できる方はいますか?
達成感を感じる事はできていますか?
一つ一つのタスク(チケット)レベルでは難しいかも知れませんが、数をこなしていった時や他のメンバーが作成した機能などをマージした時に、プロジェクトがゴールに向かっている実感はありますか?
他のメンバー、あるいは自身で作成した機能を組み込んで動いた際に感動を覚えませんか?
その他にも、大小問わずやり甲斐を感じられる瞬間を見つけることができているでしょうか。
ここまでは、リモートだろうがオンサイトだろうが変わりません。
なぜリモートだとモチベーションが上がらないのか?
上記の問題を抱えた状態だと「モチベーションが上がらない」のではなく「(出社以上に)モチベーションが下がってしまう」のが問題だと考えます。
まず、モチベーション管理でよくある「オフィスと自宅では監視の目が違う」という意見もありますが、一人で黙々と作業を進めるという環境に慣れていないからではないかと思います。
自宅には目に見える範囲で、周りも業務をしているので自分も業務をしようという空気感がないのです。
自己管理の問題と言えばその通りですが、仕事モードを会社に作ってもらっていたという点では出社のメリットはあるのかも知れません。
会社員の方もですが、フリーランスの方も自宅では仕事にならない方はいるので(セキュリティ面などを考慮すると推奨できませんが)カフェなどの場所に活動場所を移すなどで対応されている事も。
出社するのは面倒だけど、会社じゃないと嫌という二律背反があります。
突き詰めると哲学の話になりそうなので掘り下げるのが難しい(出来ない)のですが、出社を楽しみに転化できるようになれば問題は解決できます。
問題は、出社を楽しみに転化するのが難しい(状況によっては不可能)ので、結果としてモチベーションが上がらない状態で業務を続ける事になります。
リモートワークだからモチベーションが上がらないのではなく「業務環境に問題があるのでモチベーションが出社以上に下げ止まらない」という問題が生じてしまうのです。
極端な選択肢(提案)
どうしても現状を受け入れられないなら、転職も一考の余地があります。
ただし、転職すれば解決できるか?というと上記の問題が転職先でも起こった時にまた転職しますか?というワケにはいかないですよね。
転職の話をする前に在宅ワークが続かない理由を2軸でお話した理由は、簡単に転職して解決する問題なのか、転職先でも再発する問題なのか見極める必要があるからです。
見方を変えると、現状の業務環境をあと何年続けられるか?という点も見つめていきましょう。
現職で環境を変えられるならベター、やむなく転職して環境を変える事も候補になります。
勉強の場合
勉強も同じです。
独学だとモチベーションが続かない方も多いのではないでしょうか?
勉強会などでも「もくもく会」という場所があります。
もくもく会とは、多様な方々が似たような、あるいは全く絡まない目標を立てて課題に取り組む場です。
たとえば10人が参加したとして、各自でプログラミングの勉強をする事もあれば似たような内容だと同志が出来たりするので、他人と一緒に頑張る環境あるいは自分がやっている事を披露(相談)できる場とも言えます。
もくもく会は、他者の作業を妨害する事にならないよう配慮しながらコミュニケーションができれば、独学より高いシナジーが得られる可能性があります。
もくもく会で業務をやる事も出来なくはないですが、場所によっては全体向けに進捗発表をする事もあるので、サクッと話せる内容を作る必要はあるかもしれません。
そもそも論:なんのための勉強ですか?
私はイメージできないのですが、新しく勉強しようとしているものにモチベーションが上がらないというのが分からないです。
勉強についてはリモートだからモチベーションが上がらない、というよりは何のための勉強か、本人も分かっていないのではないかと思います。
独学が続かなくなる事は往々にしてあるので、それなら分かります。
私のモチベーション管理例
まず、全く参考にできない方の方が多いと思いますが、書いていきます。
小学生の頃からパソコンにしがみついて生きてきたので、パソコンの前でずっと座り続けられる体勢と精神が出来上がっていたんですよね。
また、パソコンは仕事や勉強をするツールではなく、ゲームを起動するためのハードなのでカテゴリーとしてはゲーム機だと認識しています。
Nintendo SwitchやPSシリーズと同じものなのです。
誤解を恐れずに言えば「ゲーム機でプログラムを書いたりシステムを組んだりAIを作ったり記事を書いたりしている」と無意識で考えているように思います。
その代わり、パソコンの前から離れたり、ましてや外出する事にとても強い抵抗感があります。
いきなりアニメの話で恐縮ですが、無職転生でいう「前世の男」のような生活に抵抗がないどころか、羨ましさすら感じています。
そして、昔は引きこもっていた事もあり、今でも何度か「引きこもりの頃に戻りたいな」と本気で思っています。
そのため、出社に激しい抵抗はあれど、リモートワークを苦しいと思ったことがないのです。
ただし、例外的にリモートワークになったからと言って状況確認と称してガンガン電話やメッセージを飛ばしてくる環境には辟易して私から更新をお断りした事はあります。
こういうスペックなので、人に話すと「筋金入りの引きこもり」だと言われます。
こんな人間でもスピーカーとして登壇したり、後進育成のために教鞭を取ったり(しかも、講師業もプログラミング並に自分に合っていると感じています)しています。
今日は、こんな人間がリモートワークのモチベーション管理を語っているので、論拠不明や的外れな議論をしている可能性はあります。
とはいえ、数多くの受講生からテーマの相談を受けて、個別にモチベーションコントロールを考えてトライアンドエラーを提案し、何人かからアドバイスが刺さって改善されたとのお声もいただいていますので、もしかしたら読者のどなたかの核心をつけるのではないか?と思っています。
本稿があなたのリモートワーク生活の改善にお役立ちできることを祈ります。
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