StreamlitアプリをAzureのAppServiceで動かす

StreamlitアプリをAzureのAppServiceで動かす

紹介すること／紹介しないこと

• こちらの記事では、OpenAIを簡単に検証するためにStreamlitを使う方法を紹介しました。紹介したStreamlitアプリをAzureのAppServiceにデプロイしWebアプリとして公開する方法を紹介します。

AzureAppSericeとは

• AzureAppSericeとは、Azure上でWebアプリケーションをホストするためのサービスです。
• AzureAppSericeは、AzureのPaaSサービスの一つで、サーバーの管理やOSの管理などをAzureが行ってくれるため、Webアプリケーションの開発に集中することができます。

AppServiceの作成とデプロイ手順

AppServiceリソースの作成

1. AzureポータルからAppServiceを検索し新規作成します。
2. AppServiceの「基本」情報を入力します。
   ※Dockerコンテナで動作するように設定しています。

   PrivateEndpointを利用する場合は、現状はPremiumプランが必要ですのでご注意ください。

   
3. その他のタブの設定は必要に応じて設定してください。
4. 「確認＋作成」をクリックします。

Sreamlitアプリ起動のための設定

1. AppServiceの「構成」タブを開きます。
2. 「全般設定」の「スタートアップコマンド」に以下のコマンドを設定します。

   python -m streamlit run chat.py --server.port 8000 --server.address 0.0.0.0
   

   
   Streamlitアプリを起動するためのスタートアップコマンドを設定します。
3. 「保存」をするとAppServiceが再起動し、Streamlitアプリが起動します。

まとめ

AzureのAppServiceにStreamlitアプリをデプロイすることができました。
次は、StreamlitアプリをAzureのApplicationGatewayを利用してプライベートエンドポイントとして公開する方法を紹介します。