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【VR】Meta Quest開発メモ
はじめに
Meta Quest向けアプリの開発であったり、WebVR対応アプリの開発時に利用した技術やツール類などをメモしていきます
利用環境
項目 | バージョンなど |
---|---|
MacOS | Sonoma |
Meta Quest | Quest2 |
Meta Questアプリのインストール(旧Oculusアプリ)
- スマホ向けのアプリ
- Questとペアリングすることで、スマホアプリからデバイス管理可能になる
- Questの初期設定時に利用するので、インストール必須の認識(誤りあればご指摘ください)
公式ドキュメント
Questデバイスの「開発者モード」設定手順
- Questで開発を進めるには、「開発者モード」設定を行う必要あり。
以下手順で進める。
手順
- スマホで [Meta Quest]アプリ を開く
- [メニュー] > [デバイス] > 接続先のデバイス選択(デバイスが起動している必要あり) > [ヘッドセットの設定] > [開発者モード] > [デバッグモード]をONにする
Meta Quest Developer Hubアプリ
- PC用のアプリ(Mac、Windows用あり)
- PCとQuestをケーブル接続し、当アプリを起動するとQuest内のファイルをPCから直接参照できたりする
インストール必須ではないが、あると便利
公式ドキュメント
パススルー機能の有効化方法
- Questで [クイック設定] メニューを表示する
- パネルの右上から[設定]を選択する
- [ガーディアン]を選択する
- [ダブルタップで周囲確認]のトグルをONにする
- ヘッドセットの左側か右側をダブルタップする
- 「周囲確認」のON・OFFを切り替えられる様になる
公式ドキュメント
Web Launch機能の使用方法
Web Launchとは
- Questデバイスに、ウェブサイトのURLを直接送信などができる機能
※以前はURLをVRコントローラで手入力していたが、こちらの機能を利用することで入力の手間が省ける
機能の使用方法(スマホからURLを送信したい場合)
- 参照したいURLを、URLエンコードする
例:#エンコード前: https://www.google.co.jp/ #エンコード後: https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F
- 「https://www.oculus.com/open_url/?url=」の末尾に、上記のURLを追加する
例:https://www.oculus.com/open_url/?url=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F
- 上記URLをQRコード化後にスマホで読み込む
- MetaQuestアプリが起動するので、送信先のデバイスをタップしてURLを送信する
公式ドキュメント
Questの画面を、PC画面にミラーリングする
- PCブラウザを開く > 「oculus.com/casting」にアクセスしてログイン
- Questでユニバーサルメニューを表示
- [カメラ] > [ミラーリング]を選択
- [コンピューター]を選択 > [次へ]を選択
- ミラーリング停止する場合: [カメラ] > [ミラーリング] > [ミラーリングを停止]を選択
公式ドキュメント
Questで、PCのlocalhostページを参照&デバッグする
- PCとQuestをType-Cケーブルで接続する
(接続の際に許可ダイアログが出た場合は、”許可”を選択すること) - PCのターミナル上で以下コマンドを実行し、Questが認識されているか確認する
adb devices
# 出力例
List of devices attached xxxxxxxxxx device
- ADB reverseコマンドを実行する
# 8080の部分は、localhostのポート番号に合わせること
adb reverse tcp:8080 tcp:8080
- Questのブラウザ上で、「https://localhost」にアクセスすることで、localhostを参照する
公式ドキュメント