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【AWS + Postman】Amazon Pollyで音声合成を試す

2023/10/01に公開

はじめに

AWS CLIを使って音声合成していたのですが、Postmanが使えることを知り便利だったため、試した内容を残します。

試した環境

OS・ツールなど バージョン 備考
MacOS Ventura( 13.2.1 )
Postman Version 10.18.9 -

前提条件

Postmanとは&便利な点

Postman概要

  • APIを構築および使用するためのAPIプラットフォーム

https://www.postman.com/

便利な点(個人感想)

  • GUIベースでリクエスト設定できるので、APIのテスト効率が上がる
  • レスポンス結果もGUIベースで参照できるので、レスポンス情報が参照しやすい
  • 各APIの設定情報をPostman上に保存できるので、API管理しやすい(アカウント登録必要)


    ※以下はAmazon PollyをPostmanからリクエストした際の結果画面。
    レスポンスの音声データをPostman上で再生できるのも便利。
    Postman参考画像

Postmanから、Amazon Pollyで音声合成する手順

1、AWSから、アクセスキーIDとシークレットアクセスキーを取得する

以下の公式ドキュメントに従い、AWSマネジメントコンソールから各キーを取得する。
作成した各キーはメモするか、CSVファイルダウンロードして保持しておく。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/powershell/latest/userguide/pstools-appendix-sign-up.html

2、Postmanで、新規リクエスト情報を設定する

2−1、「+」アイコンから、新規リクエスト作成

手順2−1

2−2、リクエストメソッドを「POST」とし、リクエスト先のURLを入力

# ※利用するリージョンに応じて、サービスエンドポイントを変更する
https://polly.ap-northeast-1.amazonaws.com/v1/speech

手順2−2
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/general/latest/gr/pol.html
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/polly/latest/dg/API_SynthesizeSpeech.html

2−3、[Authorization]タブ > [AWS Signature] を選択

手順2−3

2−4、AWS Signatureの各項目に、AWSのアクセスキーなどの情報を入力

項目 入力値 備考
AccessKey AWSから取得した、アクセスキーID
SecretKey AWSから取得した、シークレットアクセスキー -
AWS Region 利用しているリージョンコード 東京リージョン例: ap-northeast-1
Service Name polly -
Session Token 空欄で問題なし -

手順2−4

2−5、[Headers]タブ > KeyとValueを入力

Key Value 備考
Content-type application/json

手順2−5

2−6、[Body]タブ > [raw] を選択 > リクエストボディ内容を入力

{
   "Engine": "neural",
   "LanguageCode": "ja-JP",
   "OutputFormat": "mp3",
   "Text": "音声合成のテスト音声です",
   "VoiceId": "Kazuha"
}

手順2−6

2−7、[Send] を選択 > レスポンス内の再生コントロールで合成内容を再生

手順2−7

参考URL

https://learning.postman.com/docs/sending-requests/authorization/aws-signature/
https://learning.postman.com/docs/getting-started/first-steps/sending-the-first-request/
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/polly/latest/dg/API_SynthesizeSpeech.html
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/polly/latest/dg/voicelist.html

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