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サーバー基礎知識

2024/07/28に公開

サーバー基礎知識

サーバーとは

広義には、サーバーとは「何らかのサービスを提供するコンピュータ」のことです。
サーバーの具体的な機能は、「個々のコンピュータ・端末からの要求(リクエスト)を受けて、
それに応えられる適切なデータを、個々のコンピュータ・端末側へそれぞれ送り返す」というものです。

サーバーとは? 種類・形状のほか用途別分類や保守についても解説

サーバーとは何かを知る際に、そのものの概要よりも目的を知った方がわかりやすい。

サーバーとはクライアント(主に自分たちや利用者のPC)からリクエストを受けた時に、何かを返す(レスポンス)コンピューターである。
大事なのは、サーバーもコンピューターであるという事である。

日頃見ているwebページだったりというのは、全てネットワークを介して表示・やり取りされている。
クライアント側のwebブラウザから、『amazonのプロテインのページが見たい』という指示が送られる。これをリクエストという。

webサーバーは、リクエストに対して『プロテインのページは、、、こちらです』と返す。
このように、基本的にクライアントが要求した情報に対して、サーバーが必要な情報やファイルを返す。

他の例として、DNSサーバーに触れておく。

DNSサーバーとはDomein Name Systemの略。

  1. 基本的にURLというのは人間が読みやすくした文字列。
  2. パソコンがwebページを表示するには、DNSサーバーがURLを受け取り、IPアドレスをレスポンスとして返す。
  3. 受け取ったパソコンはIPアドレスを適切なWebサーバーにリクエストを送り、
  4. Webサーバーがレスポンスを返す。

サーバーの種類

まず大きく分けて物理サーバーと仮想サーバーがある。

物理サーバーと仮想サーバー

物理サーバーとは、基本となる1台のサーバーの事を指す。

それに対して仮想サーバーは1台のサーバーに、仮想的に複数構築されたサーバーを指す。

仮想化のメリットとして、1台のサーバーで複数のサーバーが運用できる為、

コストや設置するための場所を省スペースにすることができるメリットがある。

サーバ仮想化って何?初心者向けにわかりやすく解説!|ITトレンド

仮想環境とは

上記の仮想サーバーの、仮想とは何か。仮想環境のこと。
仮想環境とは、物理的なハードウェアのなかで仮想的に構築した環境のこと。

Bootcampを例に上げるとわかりやすい。

Bootcampとは、Macに用意されているWindowsの仮想OSのシステムの事で、
Mac上で仮想的にWindowsを動かす事ができる。

(自分はマインクラフトを友人とやるのに、iMacに仮想環境でwindowsOSを入れて遊んだ)

【やりかた解説】MacにWindows10を入れるの簡単すぎてビビった / BootCampマジ最高! 総費用は1万3990円のみ

サーバーの種類:役割

先に書いた物理サーバー、仮想サーバーとはあくまでハード面の話で、

サーバーの役割ごとに様々な種類がある。

サーバー名 役割
Webサーバー Webブラウジングで使われる。HTTP/HTTP通信によってリクエストを受けて、webページやデータをレスポンスする。
DNSサーバー 上記記載
URLのドメインをIPアドレスい変換するサーバー
DHCPサーバー コンピューターにIPアドレスを自動で割り当てるためのサーバー
アプリケーションサーバー ユーザーから来た指示をwebサーバーを介して受け取り、プログラム(アプリ)を通して処理を返すサーバー
データベースサーバー DBサーバーとも。アプリケーション・サーバーからの命令を受けて必要な値を返す。例えば会員データや商品情報など。
キャシュサーバー リクエストに対してのレスポンスを覚えておくサーバー
例えばこのURLがクリックされたら、どのIPアドレスを表示する。などの情報が記憶される。

webサーバーの種類

種類 概要
Apache 95年から開発が始まった老舗webサーバー。Mac,Windows,Linux関係なく安定して使えるところから今でも人気がある。
nginX 04年から開発が始まった。Apacheにあった、プロセスの枠を大きく取りすぎる問題を補完する機能があり、一つのプロセスを複数に分ける。モダンなwebサーバーとして人気。
IIS Microsoftが提供し、windowsと相性が良い。GUIで操作するのが特徴。

UIの比較
左がapacheのUIで、コマンドで操作する。CUI

右がIISの管理画面 GUIで操作する。

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