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自然言語だけでプログラミング!Vibecodingをはじめよう②
この章のゴール
Codex CLI の環境設定を完了し、簡単なプログラムを作成します。
Codex CLI を起動(前回の復習)
通常はyolo
を使わず起動します(全消し事故を防ぐ)。
Codespaces環境なので全消しでも問題ないのでyoloモードで進めます。
codex --yolo
Approvals(権限)を設定 /approvals
Codex が自動実行できる操作範囲を絞ります。おすすめは「Auto」。
/approvals
- 今回は
Full Access
としますが、通常はAuto
が安全です。 -
Full Access
では破壊的操作(rm -rf フォルダ名
等)が実行できます。※絶対やってはいけません! - 謎の文字列
0;rgb:3b3b/3b3b/3b3b11;rgb:f8f8/f8f8/f8f8
が時々入りますが、たぶんバグなので、面倒ですがその度BackSpaceで消しましょう。
Codexのモデルの設定 /model
Codex CLIの入力欄で/modelと入力し、キーボードの Enterキー を押します。
/model
gpt-5-codex (current) => › Low (current) を選択
Vibecoding!簡単なプログラムを作成してみよう
ここではIssuesをログとして活用するGithub Pagesで公開できる掲示板を作成
してみましょう。
Codes CLIに下記を入力して実行してみましょう
GitHub Issues を読み込む掲示板を作って。GitHub Pages で公開できてる HTML/CSS/JS を生成して。
ローカルでコミットしてリモートへプッシュする
Codex CLI を使う場合は、自然言語で指示してもOK。
ローカルでコミットして、リモートへプッシュして
Codex は git add/commit/push
を提案・実行します(/approvals の設定に従う)。
初心者向けのたとえ(荷物の発送)
-
git add
: 変更したファイルを箱に入れて梱包する(コミット対象を選ぶ)。 -
git commit
: 箱に宛名と伝票を書いて封をする(ローカルの履歴に確定。まだ相手には届いていない)。 -
git push
: 配送業者に渡して相手の倉庫=リモート(GitHub)へ運ぶ(リモートに反映され、公開や自動処理が動く)。
つまり、コミットは「手元で確定」、プッシュは「リモートへ配送して反映」です。
GitHub Pagesでデプロイ
デプロイとは、手元で編集したファイルをインターネット上で誰でも見られるように公開することです。GitHub Pages は GitHub が提供する静的サイトの配信サービスで、ブランチ上の HTML/CSS/JS をそのままホスティングします。この章では、最短の公開方法(リポジトリ直下の index.html
)を説明します。
まずは下記URLからGitHubに移動して対象のリポジトリを開きます。
ルート直下に index.html
を置く場合(最短ルート)
- リポジトリ直下に
index.html
を配置し、main
にコミット/プッシュ。 - GitHub → 対象リポジトリ →
Settings
→Pages
を開く。
- Build and deployment →
Source: Deploy from a branch
を選択。 - Branch:
main
、Folder:/ (root)
を指定してSave
。 - 数分後に公開 URL が表示されるのでアクセスして確認。
補足
- プロジェクト Pages の公開 URL は通常
https://<ユーザー名>.github.io/<リポジトリ名>/
。 - 公開は基本 Public リポジトリで運用(Private は権限に注意)。
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