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ラリーシムで普通に走れるようになるフロー

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現状のオススメラリーシムタイトルは2つ

  • DiRT Rally 2.0
  • WRC Generations

どちらも「レースゲーム界の死にゲー」という異名を持ちます。
DiRT Rally 2.0は挙動の評価が高く、WRCシリーズは公式ライセンスとコースがリアルなことに定評があります。

2023年5月ごろにWRC2023が出るとの速報あり。
DiRT RallyのベンダーがWRC正式ライセンスを獲得してWRC2023を出すということです。
DiRT Rallyの挙動でWRCのコースを走りたいというのは理想に近いので期待が膨らみます!

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特にゲームとして快適さはDiRT Rally 2.0のほうが上手なので最初にチャレンジするならこのDR2が良いと思います。オススメはDR2のGOTYエディションです。初期状態のDR2は収録コースが少なくその点でやたらと叩かれていました。GOTYエディションこそがDR2の完成形と考えてください。

しかしこのDR2。

  • アクセル踏んでいてもハンドル切れば曲がる従来のゲームとは異なりとにかく普通に曲がれない。
  • 道幅の多くが4m前後と狭い。
  • アウトに膨らんだからとブレーキを踏むとタイヤのグリップを失って余計に滑って放り出される。
  • 速度が出ている状態で障害物にぶつかると大破しちゃう。
  • 慣れてぶつけずに走れるようになったくらいでは勝てないくらいCPUのタイムがシビア。
  • 勝てるまでもしくは金策を覚えるまでほとんど所持金が増えず、好きな車に乗れない。
  • 車を壊せば壊すほど所持金をドンドン失う。

などなど、レビューも「ハードコアすぎる」というコメント多数。
ラリーシム経験のない人が独力でこのタイトルにチャレンジする際、あまりのハードコアさに挫折する人が続出します。

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そこでまともに走れるようになるまでには段階を踏むのをお勧めします。

  • Level1: 低速(50Km/h前後)でとにかくぶつけないことを目指す
  • Level2: 100Km/hくらいに速度レンジを上げていく
  • Level3: 難しいところは速度を落とす、出せるところは速度を上げるというようにメリハリをつける
  • Level4: ライン取りでまずはスローインファーストアウト、アウト-イン-インを目指す
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ライン取りでアウト-イン-アウトではない理由はラリーではワインディングコーナーの間隔が狭いから。インに寄せた後、その側に居続けることで次のコーナーにおけるアウトの位置につけることが重要。

アウト-イン-アウトをしちゃうと次のコーナーでインに張り付いた状態から曲がらないといけなくなり、破綻しちゃう。

アウト-イン-インなら次のコーナーでもスムーズにアウト-イン-インを狙える。

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  • あとは破綻するパターンの把握と回避とメリハリが大切。
  • 後輪がスリップすると操舵のニュートラルは進行方向にズレるがそれに逆らわないようにしないと破綻する。
  • 操舵がニュートラルに戻ろうとする現象をセルフステアと呼ぶけれど、それに従うということはカウンターをあてることに近い。
  • 後輪がスリップしてFFBなし環境だとニュートラルのズレを体感できないー>カウンターをうまく当てにくいー>蛇行したりスピンしたりして破綻する。
  • FFBなしでカウンターをあてられるようになるには、タイヤのスリップ音を聞く耳プレイとかなりの熟練が必須。
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  • Level5: スピードレンジを上げていき、マニュアル操作に慣れ、コドライバーの指示に合わせまずはシフトダウンすることを覚える。(最初は50m手前にはシフトダウンを済ます)
  • Level6: 減速のブレーキは直線で、コーナーへの侵入時には姿勢づくりが重要。
  • Level7: 姿勢づくりはハンドルを切ってからブレーキ踏んで荷重をアウト側フロントのタイヤに掛ける
  • Lebel8: スリップアングルを意識(車体をインに少し過剰に向ける)
  • Level9: 定常円旋回などの基礎練習に取り組む
  • Level10: 遠心力との釣り合いをとれるアングルとアクセルワークに素早く持っていく
  • Level11: 釣り合いが取れた状態でクリッピングポイントに付く
  • Level12: クリッピングポイントのあとはアクセルを踏んでアンダーでてもイン側に張り付く
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スリップアングルについて

  • 低ミュー路面では遠心力に逆らうために駆動方向を内側にオーバーに向けます
  • 宇宙船が曲がるために外に向かって推進剤を吐出するのと同じように泥を外に向けて射出するイメージ
  • アングルをハンドルだけでつけようとすると遅延が大きかったり転回速度が足りなかったり
  • L7のように荷重をかけて転回速度を加速するのがセオリー
  • それがままならないうちはサイドブレーキを使って後輪をスリップさせオーバーステアを作る方法もありますが、それは上級者になるとみんな卒業していくようです
  • スリップアングルの調整はステアリングで、回転半径はアクセルワークで加減をつけます
  • このように滑りながら曲がるというのがラリーでは求められます

基礎練習について

  • 定常円旋回
  • 8の字旋回
  • サイドスピンターン
  • いろんなシチュエーションで周回する練習
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レース業界のリアルとしてまず「車を壊さない」というのは最初に求められるスキルですが、そのスキルの必要性をDR2は実感させてくれるという点がすごい。毎回車をボロボロにしちゃうと所持金がそこをついてしまうし、一瞬の油断で百万円単位のロスという世界を体験させてくれる。さらにラリーの多くは長丁場のイベントが主で、そのようなイベントでは瞬発力よりも最後まで油断しない安定性のほうが重要です。

DR2では一発の事故が車を再走できない状態に陥ることもある。そうするとそのイベントはまるまるDNF扱いになってしまう。なので特にラリーの世界はまずは無事に完走することこそが評価される世界でもあります。

ラリーシムを楽しくする最初の一歩は「無事に完走する」ことを「安定させる」にはどう走ればいいのかを考えることです。つまり、究極の安全運転を追い求めることがラリーなのです。

それにしても上級者のリプレイ見ると本当にのらりくらりとゆったり運転しているように見える。

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アンダーオーバー現象

  • 4輪を滑らせてコーナリング中、何もしなくてもグイっとアンダーが出るタイミングがある
  • アウト側にある荷重が中央に戻ってきたときアンダーになる現象と
  • またアウト側に荷重が移ってオーバーになるのを繰り返す現象
  • つまり舵角固定&アクセル固定では定常円旋回を維持できない
  • 舵角を切り足したりアクセルやブレーキをチョンといれるなどで調整する必要がある

R5車両

  • upto2000車と違いセンターデフが無く直結4輪駆動
  • サイドを引くとセンター軸が切り離されFF車になるという仕掛けを持つ
  • そのためサイドターンのオーバーステアがクイックに出る
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サスの沈み関連

  • 曲がらない理由はサスが沈んでいないうちはいくら操舵を切っても曲がらない
  • 直線のうちにも軽くステアを切って直進して曲げるタイミングを狙う
  • 軽くステアを切っておくと外側サスが沈む準備ができる
  • しかし、急にステアを切るとサスが急激に沈みすぎると反動で荷重が抜けるのに注意
  • 外側荷重を軽くかけた状態を維持して曲げるのが基本
  • 直線をまっすぐ走るのは不安定(よっぽど整地された舗装路限定の走り方)
  • ラリーではすべての走行は円の組み合わせでラインを作る
  • まっすぐに見えても実はゆったりと蛇行している
  • 特にcamber(かまぼこ状)道路では「ゆったり蛇行」は安定走行に大きく貢献する

この件は一般車でも重要な話でもあると思う。高速道路のカーブなどでも荷重が揺れるよりは荷重が一定にかかっている状態を維持するほうが安定するし、ラインチェンジも最速でできる。

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スノー対策

  • スノーでの運転は上達の早道
  • いずれのコーナーもノーズをオーバー気味にインに向けられるように頑張る
  • アンダーが出てしまったときはクラッチを踏んでフロントグリップの回復を待つ
  • アンダーが出た後、ブレーキ踏んでもアクセル踏んでも状況は悪化する
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ターマックでは基本グリップ走行のほうが早い。
また、「5」や「6」のコーナーではできるだけブレーキを使わず進入姿勢を作れるようになりたいところ。
実際、慣れた人はアクセル踏みっぱなしでハンドリングだけで姿勢を作ってる。
(もちろん荷重が偏りすぎると破綻するので滑らかに荷重移動させる必要がある)

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BingのAIに初心者におすすめのモードを聞いてみたら「ヒストリックラリー」だった。

DiRT Rally 2.0の初心者におすすめのモードは、ヒストリックラリーです。このモードでは、過去の名車を使って様々な時代のラリーに挑戦できます。ヒストリックラリーをプレイすれば、DiRT Rally 2.0の全体像が掴めるでしょう。

また、キャリアモードをプレイする場合は、以下のヒントが役に立つかもしれません。

クレジットを稼ぐ:ラリーイベントをクリアすればクレジットがもらえます。クレジットはマシンの購入やアップグレード、スタッフの雇用に必要です。
デフォルトマシンで走る:最初は自分のマシンを買わずに、デフォルトのマシンで走りましょう。自分のマシンを買うと、メンテナンス費用がかかります。
スタッフを最優先する:稼いだクレジットを優先的に使いたいのがスタッフです。スタッフはマシンの修理やパフォーマンス向上に大きく影響します。
サスペンションとダンパーを調整する:レース環境に注意しておこう。路面の状態や高低差に合わせて、サスペンションとダンパーの硬さや高さを調整すると、走りやすくなります。
以上のヒントを参考にして、DiRT Rally 2.0を楽しんでください!

個人的にもヒストリックラリーモードは以下の点でオススメ。

  • 再走が何度でもできる
  • 難易度をおおきく変更できる
  • 自分に合った難易度で走る事で達成感と緊張感を確保できる
  • イージーを卒業できたらほかのモードへ
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金策で最も簡単なのはマンスリーイベントに参加だけしておくというものがあります。
月一のチャンスしかないけれど結果にかかわらずそれなりの賞金が出ます。
そのお金をスタッフの育成に投入すれば高難易度なキャリアモードも進めやすくなります。

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サイドブレーキの使いどころ。

  • スタート時
  • 急カーブ中、ヨー不足を補うとき
  • 中級になると急カーブの進入でリアをスリップモードにしてアクセルコントロールでヨーを制御する
  • 上級になりスカンジナビアンフリックを安定してできるようになるとヨーを補うサイドブレーキは通常不要になる
  • 保険としてサイドブレーキに手を伸ばしても多くは使わなくなる

最終的にスタート以外にサイドブレーキを使わなくなる?

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タイムを上げるには?
実はあんまり考えたことない。無事故にすることに必死すぎて・・・。
アクセルオフの時間、ブレーキの時間を如何に減らすかなんでしょう。
自分の場合、コーナーの進入前減速にエンジンブレーキやアクセルオフに頼りすぎている感はある。
ブレーキをしっかり強く短時間で使うのが良い?

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最近停滞感を感じる。立ち上がり重視のラインがなかなかできず。
アクセルオンの時間は増えているけどタイムが伸びない。
図のようにはらんでアンダー気味になることが多い。
また、壁裏のブラインドコーナーでクリップにつけないことが多い。

スリップアングルは以前より向上している感があるがまだまだ不安定。特に車が変わるとより乱れる。

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自分の上達を図るのにランキング順位はあまりあてにしないほうが良くて、「パーセンタイル」で検討するほうがいい。

60パーセンタイル=順位順に並べた標本数の最下位から60%の位置のこと。DR2のランキングを見るとき、スクロールバーの全体からみて自分の位置を割合でみることで概算できます。

事故りがちなところで安定して姿勢づくりして走破がだいぶできるようになってきたけど、タイムの伸びは停滞してしまった。単発イベントは50~60パーセンタイルで、イベント単位なら60~70パーセンタイルあたり。

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上級者との違いで気づいたこと

  • トップギアで走っている時にしっかりアクセルべた踏み維持のまま走れるかどうかが結構タイムに響く
  • 上級者は姿勢づくりが安定していてミスヒット頻度が明らかに少ない
  • ライン取りがスローインファーストアウトを重視している
  • 自分は直近のコーナーしか意識できていないが、上級者は2個目3個目を意識してアプローチ
  • 回転数を高くキープするアクセルワーク&左足ブレーキ

ここを縮めるのはひとつひとつ練習するしかなさそう。