Terateilで1週間ひたすら質問に答えてみて、質問の心構えとか、感想とかを記録する。
最近、少しプログラミング初学者というものはどういう考え方をするのだろう?と思い、Teratailで一週間ひたすら質問に答えてみた結果をまとめてみようかと思います。
1週間で、42件ぐらい回答しました。(最初の1件は5年前に答えてるので)
なんだかんだ、週間で最高、一時期9位までなってました。(今は全く答えてないので、1週間の順位は下がってますが。)
もう、しばらくは回答しないように思います。
初学者の質問に答える時の心構え
私は普段、グラフィカルプログラミングツールの開発の傍ら、プログラミングを子どもたちに教えていたりしています。そうしてできた、質問に答えるときの、心構えが私にはあります。
- 質問に多少不備があっても、推測しながら補いながら回答する
- 質問者の用語や質問の仕方が不適切であったとしても初心者が語りたい(=質問したい)ことをすくいあげる
- できるだけ丁寧に、初学者の学習の手助けになるようにお答えする。
この三点を主に気を付けて回答しています。ちょっとこの詳しく説明してみます。
質問者は、「分からない」ことを質問しようとしています。「分からない」ことを質問するのはそもそも大変です。また、質問者は回答者と同じ文脈を持っていません。
ですので、回答者が期待するような優秀な質問をすることは質問者がするそもそも難しい。ことを頭に入れて下さい。
また、質問者のコードはまだ学習段階にあります。なので、「本当はこうしたほうがいい」という気持ちを頑張って抑えながら書くことが大事です。たとえば、JSにおいて初学者は"var"を多用しがちです。letやconstを使えって言いたくなるのを我慢してください。質問者の問題のみを答えていくことに集中してください。
最後に、答えとなる回答はできるだけしないでください。もし、答えを書くとしても、答えのみではなく、なんでそれが答えになるのか? というのも合わせて答えを書いてください。
これらを心がけていたら、回答がクソ長くなりました。 (お陰様でベストアンサー率が高くなったような???)
他の回答者について
なんとなくですが、Teratail全体として、回答者が厳しい傾向にあるなと感じます。もちろん、回答者は、先生をやっている立場ではないので、それはそうかとも思います。
だた、もうすこし初学者に配慮した、回答をしてもいいのではないかとも思いました。質問者は勇気を出して、質問をしている以上、やさしい雰囲気を出してほしいなと。(もちろん、お優しい回答者も中にはいます。)
質問者について
わりと、質問者自身が、何かしら創造的な取り組みをした結果の質問が多かったように感じます。何か書籍を読んで分からなかったりしたところを質問するというよりかは、自分で課題や、自主創作的な学習の中で生まれてきた「にっちもさっちもいかない状況」をなんとかしたいと思って質問している方が多いように感じます。それは大変すばらしい状況だなと思います。
ただし、質問内容的に、明らかに基礎的な内容、体系的に学ぶべき内容について、学習していない結果の質問が多かったようにも感じます。このような方々は、なにかプログラミング言語に関する入門書を一冊読んで置くことがプログラミングの学習に大事なように思います。
その成果、基礎ができていない段階の学習途中であり、質問をするときに、多くの勘違いをしているだろうな?とい節々に感じるものもありました。
回答が長くなったのは、質問者の状況に即して基礎的な内容を解説しつつ、それらの勘違い、誤解を解きほぐして、質問者が置かれている状況等も説明しつつ、質問者自身の問題を解決に導くような回答をしてしまったからでしょう。また、単に私の説明下手も含まれているでしょうが。
回答する行為について
正直、質問に対して、回答者にあまりにも有益な面がないなとteratailには感じてます。なんか投げ銭的なものがあればいいように感じます。がんばって回答しても一銭も特にならない、回答者のボランタリー精神にteratailは頼っているなと。
回答した内容に関して、
最後に回答した内容に関して、zennにて一回まとめてみようかと最近思っています。初学者への手助けとなる記事を書くのも最近生産的なのかなと思い直しています。(正直、初学者向け記事がクソ間違っていることも多い感もしているのもなんだかなというか....
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