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【Next.js】git clean -fdxの副作用(node_modulesの消滅)

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git clean -fdx コマンドの罠

上記コマンドは未追跡のファイルやディレクトリをクリーンアップしてファイル群を現在のコミットのバージョンに戻したい時に便利なコマンドです。
https://zenn.dev/no215/articles/f7e3c194d59924

Next.js のような node_modules をインストールするプロジェクトでは git clean -fdx コマンドの実行により node_modules ディレクトリも消失します。

その結果 node_modulesディレクトリ などが消失するためエディターでファイル群が赤文字になります。

原因としては git cleanコマンド-xオプション により削除されてしまうファイル群にNode.jsの依存関係も含まれているためです。

したがって、依存関係を再度インストールすることで解決します。

解決方法

ターミナル
npm install
# または
yarn install

これにより、node_modulesディレクトリが再生成され、プロジェクトに必要なすべての依存関係がインストールされます。

必要に応じて型宣言ファイルも再インストールします。

ターミナル
npm install --save-dev @types/react @types/react-dom @types/node
# または
yarn add @types/react @types/react-dom @types/node --dev

これらの手順で最新のコミットバージョンにファイル群を復元できます。

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必要に応じて(.nextディレクトリが消えていたら)以下も。

ターミナル
npm install --save-dev @types/next