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GoogleのAIコーディングエージェント「Jules」でLaravelを弄らせてみた件の簡単な報告

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イントロ

最近、AIコーディングエージェントの進化が目覚ましいですね!
ネット上では、JavaScript (特にReactやNext.js) でのAI活用事例をよく見かけますが、私の職場ではPHP (Laravel) がメイン。そこで、今回はGoogleが提供するAIコーディングエージェント「Google Jules」(現時点では無料で利用可能)を使って、Laravelのプロジェクト作成を試してみました。

試してみたプロンプト

Julesには、以下のような具体的な指示(プロンプト)を与えてみました。
プロンプトはchatgptで作成しました。

Laravel + SQLite用プロンプト(AI向け)

Laravelで簡単なブログアプリを作ってください。次の要件を満してください。
モデル名:Post
属性:

  • title(string)
    • content(text)
    • created_at(timestamp)
    • updated_at(timestamp)
      SQLiteを使用(デフォルトで database/database.sqlite を使ってOK)
      Laravelのリソースコントローラーを使って、以下の基本的なCRUD機能を実装:
  • 一覧表示(index)
    • 新規作成フォーム → 登録(create / store)
    • 詳細表示(show)
    • 編集フォーム → 更新(edit / update)
    • 削除(destroy)
      Bladeテンプレートで最低限のUIを用意する(HTMLのみでスタイル不要)
      実行可能なLaravelプロジェクト構造とマイグレーション・ルーティングも含めてコードを出力してください。

結果:約8分で基本的なブログアプリの雛形が完成!

驚いたことに、Julesは約8分ほどで上記の要件に基づいたLaravelプロジェクトのコード一式を生成してくれました。

作業完了

特に印象的だったのは、プロジェクトのセットアップやマイグレーションの実行に、きちんと php artisan コマンドを使っていた点です。
例えば、マイグレーションファイルの作成、モデルの作成、コントローラーの作成、そしてルーティングの設定に至るまで、Laravelの作法に則ってコマンドベースで処理を進めている様子が伺えました。

php artisan

私自身、時々 php artisan のコマンドを忘れてドキュメントを調べることもあるので、この点は素直に「すごい!」と感じました。

生成されたコードは、モデル、マイグレーションファイル、リソースコントローラー、そして基本的なBladeテンプレート(スタイルなしのHTML)が含まれており、データベース設定 (.env ファイルでSQLiteを指定し、database/database.sqlite ファイルを準備)を済ませれば、すぐに動作確認ができる状態でした。

Google JulesのLaravelへの理解度

今回の簡単なブログアプリ作成を通じて、Google JulesはPHPおよびLaravelの基本的な構造やコマンド、規約について一定の理解があることが確認できました。
もちろん、より複雑な要件や、既存のプロジェクトへの機能追加といったタスクでどこまで対応できるかは、今後さらに検証していく必要があります。しかし、新規プロジェクトの雛形作成や、基本的なCRUD機能の実装といった定型的な作業であれば、大幅な時間短縮に繋がりそうです。

まとめ

というわけで、今回はGoogle JulesにLaravelプロジェクトを生成させてみた簡単な報告でした。

内容について

本稿は著者がメモ書きしたものをGemini 2.5 pro(preview)で清書しました。

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