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DeZeroでGPUを有効にする方法について
『ゼロから作るDeep Learning❸』で作るフレームワークDeZeroですが、GPUを有効するためにCUDAのバージョンに合ったcupyをインストールする必要があります。GPUの実行例は、既にcupyがインストールされているGoogle Colaboratoryが前提になっていることもあるかもしれませんが、cupyのインストール方法がoreilly-japan/deep-learning-from-scratch-3で見つからなかったので共有します。
例えばCUDA10.2の場合、次のようにするだけです。
pip install cupy-cuda102
基本的にCUDAのversionがXY.Z
の場合、cupy-cudaXYZ
をインストールすれば良いということだと思います。これはcupyの公式ページのトップに載っているのですが、ちょっと本読む前にgithubリポジトリに公開されているexamplesでGPU実行したらどうなるか試してみようかなというときに、ちょっとガッツが必要かなと思います。
更にDeZeroをpipでインストールすればDeZeroの実行環境は整います。examplesを実行しようと思えば、更にjupyter notebookを入れれば良いと思います。
pip install dezero
pip install jupyterlab
pip install matplotlib
githubリポジトリにも書いてありますが、次のコードを実行して、True
が帰ってくればGPUが有効になっていることが確認できます。
import dezero
dezero.cuda.gpu_enable
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