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DeepLのフローティングアイコンがExcelのパフォーマンスに影響する件

2025/04/25に公開
 結論DeepLのフローティングアイコンは、Excelの操作パフォーマンスに影響を与える可能性がある。

 問題の概要Excelで大規模なデータを扱う際、特定の操作時に「応答なし」が頻発するようになった。特にシートの縮尺（ズーム）を変更した際にその傾向が顕著で、操作がフリーズすることも。
一方、同じファイル・同じ操作を別の端末で試したときに問題は発生しなかったので、問題が発生している端末特有の要因を探ることにした。

 再現例以下のように、=SEQUENCE(1000,1000) で100万セルを生成した状態でズームを操作すると、高頻度で「応答なし」が発生する。
=SEQUENCE(1000,1000)
再現用のコード
Declare PtrSafe Function GetTickCount Lib "kernel32" () As Long '時間測定用

Sub Macro1()
  Dim starttime As Long, totalTime As Long, i As Long
  starttime = GetTickCount

  For i = 100 To 10 Step -10
    
    Dim tmpStartTime As Long: tmpStartTime = GetTickCount
    ' Zoomだけ変更すると処理速度に影響がないので、再描画等を挟んで疑似的に再現。
    Application.ScreenUpdating = False
    ActiveWindow.Zoom = i
    DoEvents
    Application.ScreenUpdating = True
    DoEvents
    
    Debug.Print "縮小処理時間(" & i & ")", (GetTickCount - tmpStartTime) / 1000, "秒"
    
  Next

  For i = 10 To 100 Step 10
    tmpStartTime = GetTickCount
    Application.ScreenUpdating = False
    ActiveWindow.Zoom = i
    DoEvents
    Application.ScreenUpdating = True
    DoEvents
    Debug.Print "拡大処理時間(" & i & ")", (GetTickCount - tmpStartTime) / 1000, "秒"
  Next
  
  Debug.Print "Total処理時間:", (GetTickCount - starttime) / 1000, "秒"
  'Totalで12秒くらい。これでも手動操作よりは早い。
End Sub

 対応DeepLアプリを停止する。特に画面端に常駐するフローティングアイコンの位置と、Excelのウィンドウ操作が関係しているっぽいので、そのオプションだけ止めればいい？
ひとまずこれで「応答なし」は防げる。
CPU使用率とかには現れないのね。
結論

問題の概要

再現例

対応

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