🥽

【VR学まとめ】3.2 入力インターフェース

に公開

はじめに

この記事は一人VR技術者認定試験 Advent Calendar 2018の13日目の記事です。

バーチャルリアリティ学の3章「バーチャルリアリティ・インターフェース」の内容をまとめていきます。
書籍の方も是非ご購入いただいた上でご利用ください。

3 バーチャルリアリティ・インターフェース

3.2 入力インターフェース

3.2.1 物理的特性の計測

(1) 位置姿勢と回転角度

  • モーションキャプチャ
    • 姿勢計測を行う装置
    • 機械式モーションキャプチャ
      • 角度を計測する
      • ゴリオメータ
        • 外骨格のようなフレームを取り付ける
        • 動きを制約する
      • 人体モデル
        • 関節構造とセンサ位置関係をモデル化したもの
        • ジャイロスコープ
          • 積分誤差
          • ドリフト誤差
        • 加速度センサ
          • MEMS技術
          • 積分誤差
        • 超音波式
        • 磁気式
          • 周囲の金属の影響は避けられない
    • 光学式モーションキャプチャ
      • マーカ式
        • パッシブ型
          • 再帰性反射素材
        • アクティブ型
          • 赤外線LEDが内蔵
      • マーカレス方式

JPEG image-C02BA673AD81-2.jpeg
引用元: バーチャルリアリティ学

(2) 顔の表情と視線

  • 表情
    • 光学式測定
      • 顔中にマーカを配置
    • 特徴点マッチング
  • 視線
    • インターフェースとしても利用できる
    • 強膜反射法
      • 角膜(黒目)と強膜(白目)の反射率の違いを利用
    • 角膜反射法
      • 角膜の曲率中心と眼球の回転中心が異なることを利用
    • サーチコイル法
      • コイルを埋め込んだコンタクトレンズを計測
    • EOG法
      • 電位差を計測

3.2.2 生理的特性の計測

  • 整理指標
    • 心電図(ECG)
    • 精神性発汗
  • 筋電図(EMG)
    • 運動の原因である筋肉の活動を計測
    • 針電極を用いた方法
    • 表面筋電図
      • 皮膚上の電極を貼付する
  • 脳活動
    • 侵襲計測
      • 脳に針電極を指す
    • 非侵襲計測
      • 脳表面に電極を置き直接ダメージを与えない
    • 脳波(EEG)
    • 脳磁図(MEG)
      • シールドされた部屋で計測する必要あり
    • 機能的核磁気共鳴画像法(fMEI)
      • Bloodという血流量の増加に伴う脳の局所の酸素濃度変化を計測する
      • 金属を近づけられない
    • NIRS
      • 脳活動に伴う血流量の変化
      • VRの評価手法として注目されている
    • PET
      • 体内にトレーサを投与して計測

3.2.3 心理的特性の計測

  • BMI
    • Brain-Machine Interface
    • 考えただけで操作できる
    • P300

まとめ

色んな方法で入力をするアプローチが分かりました。

一人VR技術者認定試験 Advent Calendar 2018の14日目は【VR学まとめ】3.3 出力インターフェースです。

Discussion