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なぜ研究室でzennの記事を書き始めたのか

2024/11/23に公開

背景

私たちの研究室(Nislab)

https://nisk.doshisha.ac.jp/

なぜ私たちの研究室が zenn を書くことにしたのか? 🤔

  • 研究の成果を伝える機会、伝達手段を増やす

    大学の研究室では、成果を伝える機会が論文、ポスター発表など限られてしまう。そのため、研究室での取り組みや発見が広く共有されず、社会への影響を十分に発揮できていない。また大学の研究成果は学術論文や学会でのポスター発表といった形でのみ広く公開される。しかし、このような形では、同分野の専門家や研究者には価値があるものの、一般社会や他分野の専門家にはアクセスしにくいという問題がある。そのため、zenn の記事を書くことで、一般社会(会社で働くエンジニアや学生) に研究成果を伝えたい。
  • 知識からスキルへ

    大学の研究室では、アウトプットの機会が論文、ポスター発表など限られてしまう。そのため、研究が知識の蓄積で終わってしまう。そのため、自身の理解を深め、知識を実践的なスキルに変えるプロセス として記事を書くということを習慣づけたい。
  • 情報の集約、蓄積

    研究室内の情報が分散しており、メンバーがそれぞれ何を行っているかを全員が把握できていない状態である。加えて、メンバーごとに様々なツールを使用しているため、情報の集約も不十分である。そのため、情報を集約、蓄積というツールとして zenn で記事を書くということで情報の集約、蓄積していきたい

私たちが目指す姿

1. 開発もできるようになる

  • 開発スキルが全てではないが、開発に挑戦することで幅広いスキルを身につけることができる。
  • 新しいツールや技術をすぐに試せる力が求められるため、このスキルは将来的にも役立つ。

2. アウトプットを増やす

  • 自身の理解を深める
  • 研究の知識を実践的スキルに変える
  • 様々なバックグラウドを持つ人たちから、フィードバックをもらう。

3. 最新技術のキャッチアップ

  • 情報系業界は技術革新が速いため、最新技術に触れることが重要である。
  • 実際にツールや技術に触れることで、それが自身にとって価値があるかどうかを判断できるようにする。

4. 幅広い視点を持つこと

  • 異なる研究領域に触れることができる

私たちが目指さないこと

1. 全員がプログラマになること

  • プログラミングは重要な研究を実現するため手段の一つに過ぎない
  • 研究室のゴールは、研究室で多角的な問題解決能力を高めることであり、プログラマはその 1 つの側面にすぎない。

2. 強力なエンジニアになること

  • 研究の目的は、幅広い視野を持ち、社会や研究への影響力を高めることであり、エンジニアになることではない

まとめ

私たちの研究室が Zenn に記事を書くことを選んだ理由は、研究成果や取り組みを幅広い人々に届けるための新たな手段を模索し、メンバー全員がスキルアップを目指す環境を作ることにある。論文や学会発表に加え、エンジニアや学生に親しみやすい形式でアウトプットを行うことで、研究の意義をより広く共有し、社会に貢献することができると考えている。

さらに、Zenn を活用することで、メンバー間の情報共有が進み、知識が実践的なスキルへと変わり、研究室全体の成長にも繋がると思う。私たちが目指すのは、単なる知識の蓄積に留まらず、それを形にして未来を切り拓く研究室である。

今後も、研究を進める中で得た知見や技術を記事として発信し、フィードバックを通じてより良い成果を生み出していきたいと考えている。私たちの様々な挑戦にご注目いただければ幸いです。

https://nisk.doshisha.ac.jp/

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