【GoogleCalendar】空白時間帯をスライドさせて消す
Google カレンダー,使ってますか?
AM00:00 - AM07:00 の余分な空白地帯
デフォルト設定のまま使っていると AM00:00 - AM06:00 の間はほぼほぼ空白期間になっているかと思います.めちゃくちゃ早起きな生活習慣があるとか不眠症を患っているのでもない限り,人類は寝ているはずなので……
実はこの仕様はあまり良くないと私は考えています.
なぜなら,例えば今日の午後~夜にフォーカスして予定を確認しているときに,「そういえば明日の朝は何があるんだっけ?」と思ってスクロールしたとします.このとき,よっぽど丁寧に制御しない限り,画面の半分より上はこの画像のようになるはずです.そして,そこから昼過ぎ以降の流れも確認したい となったときに,再度スクロールを微調整せねばなりません.
このスクロールの手間は馬鹿にならず,あまりよい UX ではありません.そもそもとして睡眠時間は表示しないという設定ができるのが一番ですが,残念ながら現在そういう機能は備わっていないようです.しかしこの度,あるひとつの解決手段を見出したのでご紹介いたします.
複数のタイムゾーンで生きる
Google カレンダー上部右側の ⚙ :gear: アイコンから[設定]を選択します.タイムゾーン欄は,デフォルトでは JST(GMT+09:00)或いはその他居住地域の標準時刻に設定されていると思います(多分ブラウザか端末本体に依存).
ここで分かる通り,「✅セカンダリ タイムゾーンを表示する」にチェックを入れましょう!そして ① メインに任意のタイムゾーンを,② セカンダリに日本のタイムゾーン GMT+09:00 を設定します.
タイムゾーンは複数設定できるし,ラベルも付けられる
ここでミソなのは,「ラベルを設定する」ことです.セカンダリタイムゾーンである日本標準時刻が「時刻」なのはわかるとして,メインのタイムゾーンの「活動時間」とはなんでしょう?一旦 設定画面を終了し,タイムゾーンの変更を Google カレンダーに反映させてみましょう.
メインのタイムゾーンを「起床時刻からの連続稼働時間」として表示する
左上に注目:併記されているのがわかる
メインのタイムゾーンを起点としてカレンダーが表示されるようになりました!私の場合は AM07:00 に起床する想定でタイムゾーンを決めたため「南アフリカ標準時 GMT+02:00」にしてありますが,これは GMT+09:00 から 7 時間巻き戻ったタイムゾーン が必要だったからです.すなわち,
- 朝 6 時を起点としたい:6 時間巻き戻したタイムゾーン(例:昭和基地時間 GMT+03:00)
- 正午を起点としたい:12 時間巻き戻したタイムゾーン(例:ロゼラ基地時間 GMT-03:00)
とすればよいわけです.
これで,当初の「余分な空白を消す」を達成出来ましたし,ついでに連続活動時間についても知ることができるようになりました! 朝から自分がどれだけ起きているのかを実感すると,自然と早寝早起きを意識することができるようになるので,皆さんも是非実践してみてください笑
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