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Microsoft Graphをお手軽にGraph Explorerで試す

2022/06/22に公開

Microsoft Graphとは

Microsoft 365を操作できるREST API。Azure ADまわりでデータ操作したいときに使えます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/graph/overview

Graph Explorer(グラフエクスプローラー)でさくっと試す

簡単にAPIを叩くにはGraph Explorer(グラフエクスプローラー)がおすすめです。

【特徴】

  • クエリが予め用意されているので選択するだけ(一部を除く)
  • GUIで直感的な操作
  • サインインするとアクセストークンの入力を省ける

https://docs.microsoft.com/ja-jp/graph/graph-explorer/graph-explorer-overview

サインインするとアクセストークンの入力を省ける

お使いのMicrosoft 365 アカウントにサインインをして、テナント名を確認しましょう。(サンプルはサインインせずに実行することができます。)

※指定のAADテナントでGraph Explorerを使用する場合
https://developer.microsoft.com/en-us/graph/graph-explorer?tenant={テナントID}
テナントIDを明示的に指定することで使用可能に

やってみる

APIリファレンスでやりたいことを探してAPIを実行してみる。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/graph/api/overview?view=graph-rest-1.0

「自分」の情報をGETしてみる

  1. 左のタブから「[GET]自分」を選択
  2. クエリがセットされることを確認
  3. クエリの実行を押す
  4. レスポンスを確認

注意すること

  • アクセス許可に注意

上記の例では必要ないが、APIごとに「アクセス許可」が必要になる場合がほとんど。
つまりAADの操作権限がないのに情報を見たり、データを操作することはできないということ。
自分がAADにおいてどこまでの権限を持っているか確認する必要があります。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/graph/permissions-reference

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